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CentOS7の仮想サーバー構築にチャレンジ その2

投稿日:2016年06月24日
最終更新日:

CentOS7の仮想サーバー構築にチャレンジ その1 の続きです。CentOS7の仮想マシン上でのセットアップを行います。

もくじ

  • CentOS7 ISOファイルの入手(その1)
  • VMwareの準備(その1)
  • 仮想マシンの作成(その1)
  • CentOS7のセットアップ(その2)
  • 初回ログイン(その3)
  • ファイアウォール(iptables)(その4)
  • sudoの有効化(その5)
  • リモートからのrootログインの禁止設定(SSH)とセキュリティ強化(その5)
  • Apacheのインストール(その6)
  • WEBサーバーとして運用するための設定(その7)
  • SFTPによるファイルのアップロード(その7)
  • PHPのインストール(その8)
  • ユーザーディレクトリでWEBサイトを公開する(その8)
  • PHPをCGIモードで(ユーザー権限で)動かす(その8)
  • デフォルトパーミッションの変更(その9)
  • php.iniと.user.ini(その9)
  • MySQLの導入(その10)
  • phpMyAdminのインストール(その11)
  • WordPressのインストール(その12)
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CentOS7の仮想サーバー構築にチャレンジ その1

投稿日:2016年06月23日
最終更新日:

当ブログでは、以前にもCentOS6での仮想サーバー構築についての記事を公開していますが、今回はCentOS7での仮想サーバーの構築を目指します。長くなるので各セクションごとに分けて公開します。

もくじ

  • CentOS7 ISOファイルの入手(その1)
  • VMwareの準備(その1)
  • 仮想マシンの作成(その1)
  • CentOS7のセットアップ(その2)
  • 初回ログイン(その3)
  • ファイアウォール(iptables)(その4)
  • sudoの有効化(その5)
  • リモートからのrootログインの禁止設定(SSH)とセキュリティ強化(その5)
  • Apacheのインストール(その6)
  • WEBサーバーとして運用するための設定(その7)
  • SFTPによるファイルのアップロード(その7)
  • PHPのインストール(その8)
  • ユーザーディレクトリでWEBサイトを公開する(その8)
  • PHPをCGIモードで(ユーザー権限で)動かす(その8)
  • デフォルトパーミッションの変更(その9)
  • php.iniと.user.ini(その9)
  • MySQLの導入(その10)
  • phpMyAdminのインストール(その11)
  • WordPressのインストール(その12)
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従業員や入社希望者に嘘をつくような会社が信用できるはずがない。求人詐欺や労働基準法違反は会社の信用を傷つける愚行だ。

投稿日:2016年06月22日
最終更新日:

相変わらずのブラック企業(労働基準法違反・雇用契約違反)や求人詐欺が問題になっています。「この程度の理不尽はあって当然」というお方もいますが、労働基準法違反・雇用契約違反も求人詐欺も企業の信用を奈落の底に落とす愚行であり、従業員や入社希望者に対する背信行為です。決して許されてはいけません。

労働基準法違反・雇用契約違反や求人詐欺は従業員や入社希望者に対する背信行為。人一人との契約すらまともに守らない会社がどうして取引先との契約を守ることができるだろうか?

  • 労働基準法違反の企業は当然処罰されなければならない。雇用契約違反をやらかした場合も従業員に対する損害賠償があってしかるべきだろう。労働基準法は「これより劣悪な条件で働かせたらダメですよ」という最低ラインを定めているに過ぎないし、雇用契約は従業員との「この条件であなたを雇用します」という約束だ。これらを破るのは従業員に対する裏切りにほかならない。
  • 求人詐欺もまた入社希望者に対する裏切りである。入社希望者は「会社が公開した労働条件」を信じて入社試験に臨む。しかし、「実際の労働条件」が「会社が公開した労働条件」と食い違っていたら、それは入社希望者を騙していることになる。顧客を騙して契約を好き勝手にする会社を信用できるだろうか?信用できるはずがない。入社希望者を騙して契約を好き勝手にする会社を信用できるだろうか?やっぱり信用できるはずがない。
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同じ物事でも余裕でこなす人もいれば、本人の限界を超えて頑張って何とかする人もいる。だから「どうしてあいつだけ特別な支援をしてもらえるんだろう。ズルい。」と思うことはごく自然なことかもしれない。

投稿日:2016年06月21日
最終更新日:

同じ成果を出すにしても、そのために費やすエネルギーは人によって様々です。ある仕事を超余裕の表情でさくっと瞬殺する(実力がある人)人もいれば、何らかの(特別な)支援を得てなんとかこなす人もいますし、(特別な支援は得られないが)自分のキャパを超えるくらい頑張ればなんとかできてしまう人もいます。そして、特別な支援を得られない立場の人が「なんであの人だけ特別な支援があるんだろう。ズルい。不公平だ。」という感情を抱いてしまうのは、ある意味ごく自然なことであり、頭ごなしに否定できるものではないと思います。

「自分は頑張っているのにあいつは支援をもらって怠けている(ように見える)のが許せない」という感情が発生することはごく自然なこと。「ズルい」という感情を否定してもなんの解決にもならない。

  • 同じ物事をやるために、何らかの事情で特別な支援が必要になる場合がある。「合理的配慮」の考え方を持ち出せば、個々人の事情に応じて(支援する側の負担になり過ぎない範囲で)適切な支援をするのが正解だし、支援を必要としている人に適切な支援をすることができる社会であるべきだと思う。
  • しかしその一方で、「支援無しで本人の限界ギリギリ(あるいは限界突破)で頑張ってなんとか物事をこなしている人」のことも忘れてはいけないと思う。頑張ればなんとかこなせてしまうからより悲惨なことになる。本当は支援が必要でも「できてるんだから別に要らないでしょ」と切り捨てられることも。これでは「自分は頑張っているのにあいつは支援をもらって怠けている(ように見える)のが許せない」という感情が発生するのは当たり前。頭ごなしにその感情を否定しても全く意味が無いどころか余計な対立が更に深刻になってしまう。
  • 支援をする・しないの境界線をどこかで引いてしまうのが対立と悲劇の始まりかもしれない。個々人の能力レベルは階段状に分かれているわけではないのだから。緩やかな坂道の上に個々人の能力レベルがある。だから全ての人に個々人のレベルに合った支援が必要。支援の形態も様々で、人間による支援もあれば、ツールによる支援もある。この文章だってパソコンの助けを借りて書かれているし、面倒な計算の答えを電卓ソフトの力を借りて導き出す人も多いのではないだろうか。こういうのも支援の一形態。
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「終身雇用」を社会保障の代替にできる時代はとっくの昔に終わっているのではないかと思う。ゆえに社会保障システムを全世代対象に再構築しなければならない。

投稿日:2016年06月20日
最終更新日:

いわゆる日本型雇用の特徴の一つに「終身雇用」があります。一度正社員として雇われれば定年するまでの雇用(ひいては労働者の生活)が保障されるので、生活保護や失業保険などの「働けるけど会社から放り出された人に最低限度の生活を保障する制度」(救貧制度)をまともに整備しなくても社会保障はそれなりになんとかなりました(リストラされないから生活保護・失業保険に頼る人はほぼいない+定年後の生活は年金が保障)。しかし、近年は終身雇用の維持が難しい経済情勢になり、またそもそも終身雇用の庇護下に入ること(正社員として雇われること)の難易度もかなり上昇しました(だから就活が大変なことになるのです)。もはや企業に社会保障システムの一翼を担わせることはできないと思います。よって、社会保障システムは全世代が救済する対象になるように再構築する必要があります。現在の社会保障システムは若者や勤労世代に対する保護があまりにも手薄です。

社会保障システムは再構築しなければならない。企業が安心して人を雇えるようにするためにも、個人が安心して生活できるようにするためにも。

  • 企業に社会保障システムの一翼を担わせようとした結果、正社員を解雇することには非常に大きなハードルができた。その結果、企業は正社員(=ハイリスクな雇用・コストも非正規と比べて高い)を極力減らし、不足人員を出来る限り非正規雇用(=ローリスクな雇用・日本においてはコストも安い)で賄おうという発想に行き着いてしまった。その果てが現在の就活地獄なのかもしれない。
  • 公的な社会保障システムを全世代対象に再構築し、特に若者や勤労世代に対する保護を手厚くしなければならない。生活保護は利用しやすくて脱出もしやすい制度を目指さなければならないし、失業保険ももう少し拡充して再就職までの時間稼ぎになるような制度を目指さなければならない。失業した時の生活保障システムがしっかりできれば、正社員の保護を緩めることも可能になるし、そうなれば企業ももう少し気軽に正社員を雇えるようになる。企業の安定のためにも、個人の安心のためにも、社会保障システムを全世代対象にしなければならない。
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部活免役心得。高校の部活問題から逃れるために残された選択肢は「通信制高校」と「高卒認定試験」かもしれない。

投稿日:2016年06月19日
最終更新日:

高校というとどうしても全日制の普通科高校(いわゆる「普通の高校」)を思い浮かべる方も多いかとは思いますが、全日制高校だけが高校ではありません。部活問題を回避する道もきちんと用意されています。

進路選択の自由を最大限に活用すれば、部活問題を回避しながら大学受験資格も高卒の学歴も確保できる。文部科学省のお慈悲だろうか。

  • 全日制普通科高校だけが高校ではない。定時制高校や通信制高校もあるし、大学受験資格が欲しい場合は高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験・高認)もある。勉強を継続するための自己管理は大変かもしれないが、それでも選択肢が用意されているのが高校(後期中等教育)の特徴か。部活問題を回避するときにも、これらの選択肢は大いに使える。
  • 定時制高校には多様な背景を持つ人が通っているから、おそらく生徒に部活への加入を義務付けるような愚行はしないだろう(要確認)。通信制高校ならば毎日通う必要はないから(時々スクーリングで通うことにはなるが)、地理的な制約をさほど気にせずに選択できる。大学などに進学してきちんと卒業するつもりならば、高等学校卒業程度認定試験で大学の受験資格を確保するという手も(いずれにせよ、大学を受験するならそれに対応するための勉強は必要)。
  • ともあれ、全日制普通科高校以外にも選択肢があるのが高校(後期中等教育)。「部活なんざ二度とやりたくねえ!!でもこの辺の高校はみんな部活に入れよ的な空気を放ってるぜこんちくしょう!!」という中学生の皆さんや、「部活やりたくねえ!!でもうちの高校は部活への加入が義務になってるぜファッキン」という高校生の皆さんは、一度真剣に「通信制高校」や「高卒認定試験」などの選択肢を考えてみる価値が有るかもしれない。
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