部活動が廃止されて地域活動へ移行し、学校の施設を地域で活用できるようになった世界の話を。

部活問題を解決する超必殺技が「部活動システムそのものの廃止」であることは当ブログでも散々主張していますが、今回は部活動が廃止された後の世界の話をしている記事を紹介したいと思います。

もくじ

高校教師いぬいのブログ 「東日本学校連盟」は部活を廃止しました。どうするA子さん。(改訂)の概要

高校教師いぬいのブログ 「東日本学校連盟」は部活を廃止しました。どうするA子さん。(改訂) この記事では、東日本の学校が同盟を組んで部活動を廃止し、高野連、高体連、中体連との関わりを断ち切ったという想定で、部活動が廃止された後の世界の話をしています。なお、四国と九州の学校が東日本の動きに同調しています。

部活動が消え去った後、放課後等の時間帯に行われてきたスポーツ等の活動(これまで部活動が担ってきた領域)は地域のクラブチームなどに移行し、選手も指導者も自らの意志で参加しています。スポーツが学校の縛りから解き放たれ、部活動がメインストリームだった頃には絶対に出来なかったであろうこと(好きなチームに入ること、他校の人と一緒にチームを編成すること、学校の先生にならずに放課後のスポーツ指導を任意で行うこと、生徒教員ともに部活動を拒否することなど)が自由にできるようになり、参加者は楽しく活動できています。

なお、施設については部活動時代と同様に学校の施設をガンガン活用しています。ただ、指導者がその学校に所属している先生から、その地域の居住者などでスポーツの指導をしたい人に変わり、参加者もまたその学校に在籍している生徒から、学校の枠とは関係なくクラブチームに参加したい人に変わっています。活動場所こそ同じですが、部活動と地域のスポーツクラブは似て非なるものです。ちなみに、部活動が廃止された後も大会(一定の年齢以下であることが出場要件か?)はありますが、大会運営は保護者や希望者等の有志で行っています。学校の教員が強制的に大会運営をやらされることはありません。

また、この世界では部活動の廃止に伴い、私立の学校では稀によくある「スポーツ推薦」「スポーツ特待生」の制度もなくなりました。また、登場人物の一人は高校で留年を経験します(勉強しなかったせいで)。しかし、留年にはなってもきちんと学ぶべきことは学び、無事に高校を卒業して大学にも進学しています(スポーツ推薦に頼らずに)。学校は本来ならば勉強する場なのですから、勉強との関係性が薄いスポーツによって進学できていたのが異常だったというわけです。

…ここまでダラダラと概要っぽいものを書き連ねてきましたが、概要というよりも記事の私なりの解釈についての文章になってしまった気がするので、高校教師いぬいのブログ 「東日本学校連盟」は部活を廃止しました。どうするA子さん。(改訂)もお読みください(懇願)

学校部活動を地域活動に移行するメリットは多々ある

学校部活動を地域活動に移行することにより、様々なメリットが生まれます。例えば以下の様なことです。

  • 指導する側も参加する側も、誰かに強制されることがない。参加したい人だけが参加すればOKということになる。
  • 学校という枠から解放されるから、他校の人とでもチームを組めるようになるし、マイナーな競技でも広い地域から人をかき集めることでチームを編成できる可能性が生まれる。
  • 指導者は学校の先生である必要がなくなるから、地域にいる有能で放課後の時間帯にスポーツや文化活動などのコーチングをしたい人が指導者として入れるようになる。
  • 学校の枠から解放されるから、年齢制限もなくなる。放課後にスポーツなどをしたいと思った会社員などでも子どもたちと共に活動できる。異なる年齢層の人の交流が促進されるかもしれない。
  • 休日には誰はばかることなく休むことが出来る。やりたい人だけがマターリと活動すればよし。
  • 学校の設備は地域に開放されるから、学校の設備を無駄なく活用して各種活動を行える。
ほか多数

学校の部活動システムは、既に限界を迎えています。生徒と教員には(「任意活動」という位置づけであるにもかかわらず)休日にまで部活動への参加を強制したり、先軍政治…もとい部活動至上主義に陥ったり。若手の教員に活動がハードな部の顧問を押し付けるのはもはや年中行事となっているようです。現在の部活動システムは廃止し、地域活動に移行するべきです。

ともあれ、現行の部活動システムは滅ぶべきである。(by大カトー 一部改変)

他参考リンク

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