CentOS7でサーバー構築・運用にチャレンジしたい人なら持っておきたい解説書「CentOS7で作るネットワークサーバ構築ガイド」

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インターネット上に転がっている情報だけでも根性があればサーバー構築はできますし、私のブログでもサーバー構築の手順を多少は解説しています。しかし初めての人には大変な作業であることも事実です。CentOS7でサーバーを構築・運用したい人におすすめできる解説書が、「CentOS7で作るネットワークサーバ構築ガイド」です。

もくじ

  • 「CentOS7で作るネットワークサーバ構築ガイド」の特徴
  • この本の使い方(我流)

「CentOS7で作るネットワークサーバ構築ガイド」の特徴

CentOS7で作るネットワークサーバ構築ガイド」では、CentOS7でサーバーを構築・運用するときに使用する必要となる基礎知識から各種サービスの導入手順、設定・使用方法まで解説されています。流石にシェルの操作やVi(テキストエディタ)、ls(カレントディレクトリのファイルリストを閲覧するコマンド)の使い方などは割愛されていますが、この本はとにかく情報量が多いです。

Linux,CentOSの概要とネットワーク、セキュリティの基礎についての解説から始まり、CentOS本体のインストール方法やyumによるパッケージのアップデート方法、SELinux、その他セキュリティ関連の設定についての解説が掲載されています。そして各種サービスの解説が載るわけですが、この本では

  • SSH(OpenSSH)
  • DNS(BIND/unbound)
  • HTTP(Apache)
  • FTP(vsftpd)
  • メールサーバー(Postfix/Dovecot/Cyrus IMAP)
  • メーリングリストサーバー(Mailman)
  • PHP
  • Tomcat
  • DHCP(dhcpd/dhccpd6)
  • LDAP(OpenLDAP)
  • NFS
  • Samba
  • NTP(chrony)
  • プロキシ(Squid)
  • データベース(PostgreSQL/MariaDB/memcahed)
  • SNMP(エージェント/マネージャ)
  • バックアップ(Amanda/Bacula)
  • サーバー仮想化(KVM)
  • TELNET
  • TFTP
  • portmapper
など、多種多様なサービスについて解説されています。半端ない情報量です。

しかも、これらのサービスを導入する時に必要なSELinuxの設定変更についてもきちんと解説されています。SELinuxはCentOS7導入後の初期段階で切られることもありますが、オンにしておいたほうがセキュリティを高めることができます。この本はSELinuxとも正面から向き合っているので、SELinuxを有効化してセキュリティを少しでも高めたい人にもおすすめできます。私もサーバーにSELinux絡みの設定を施すときにはこの本のお世話になっています。

この本の使い方(我流)

この本は半端ない情報量を誇りますが、その分だけ分厚くて重いです。通読しようとしたらそれだけでも日が暮れるでしょう。なので、サーバー構築初心者の場合はまず「Part1 ネットワークサーバ構築の基礎」を読み、サーバー構築にチャレンジする上での基礎知識を身につけることをおすすめします。シェルの操作やVi(テキストエディタ)、ls(カレントディレクトリのファイルリストを閲覧するコマンド)の使い方などは、コマンド名などでググれば解説サイトが出てきます。

そして、自分でOSを入れる場合は「Part2 基本環境の構築」を参考にしてOSを入れ、セキュリティ関係の設定を行いましょう。その後は使いたい機能を使うために必要なものをインストール・設定する時にPart3以降の解説を参考にしていけばよろしいかと思います。この本はメジャーと思われるサービスについてだいたい解説していると思われるので、解説が載っていないという理由で困ることはそうそうないでしょう。わからないことがある場合は本を見るかググるかすれば大抵なんとかなります。

この本を1冊買えば、CentOSのインストールからファイアウォール、SELinuxの設定、各種サービスのインストールなどなど、CentOS7でサーバーを構築する時に行うことの解説がまとめて手に入ります。この本を買って良きサーバー管理ライフを!

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