CentOS7の仮想サーバー構築にチャレンジ その1

当ブログでは、以前にもCentOS6での仮想サーバー構築についての記事を公開していますが、今回はCentOS7での仮想サーバーの構築を目指します。長くなるので各セクションごとに分けて公開します。

もくじ

  • CentOS7 ISOファイルの入手(その1)
  • VMwareの準備(その1)
  • 仮想マシンの作成(その1)
  • CentOS7のセットアップ(その2)
  • 初回ログイン(その3)
  • ファイアウォール(iptables)(その4)
  • sudoの有効化(その5)
  • リモートからのrootログインの禁止設定(SSH)とセキュリティ強化(その5)
  • Apacheのインストール(その6)
  • WEBサーバーとして運用するための設定(その7)
  • SFTPによるファイルのアップロード(その7)
  • PHPのインストール(その8)
  • ユーザーディレクトリでWEBサイトを公開する(その8)
  • PHPをCGIモードで(ユーザー権限で)動かす(その8)
  • デフォルトパーミッションの変更(その9)
  • php.iniと.user.ini(その9)
  • MySQLの導入(その10)
  • phpMyAdminのインストール(その11)
  • WordPressのインストール(その12)

CentOS7 ISOファイルの入手

まずはCentOS7のインストールDVD…の代わりにISOファイルを入手します。まずはCentOS 公式サイトにアクセスしましょう。


「Get CentOS Now」をクリック


「DVD ISO」をクリックし、ISOイメージのダウンロード画面に進みます。かなり大きなサイズ(4GBくらい)のファイルをダウンロードするので、できれば回線が空いている時間帯を利用したいところです。4GBのファイルはダウンロードしてられないぜ!!という人は「Minimal ISO」を利用すれば、最低限インストール作業が可能なISOファイル(630MBくらい)をダウンロードできます。…といってもクリックしたらすぐにダウンロードのダイアログが出るわけではありません。なお、今後当方の解説は「DVD ISO」を利用しているものとして行います。


こんな感じのダウンロードリンクがずらずら並んだ画面が出てくると思います。この中から適当なダウンロードリンクをクリックすることで、ファイルのダウンロードを開始できます。こちらは「DVD ISO」での画面ですが、「Minimal ISO」でも大して変わらない画面が出ます。ファイルのダウンロードが完了したらこのプロセスは完了です。

VMwareの準備

Windows上で仮想マシンとしてCentOSのサーバーを稼働させるので、VMwareのような仮想マシンソフトが必要になります。当方はVMwareで解説を行いますが、VirtualBoxなどでもいけると思います。VMwareインストール手順については当サイト別ページで解説しているので、インストールしていない人はこちらを参考にインストールを済ませてください。

仮想マシンの作成

CentOSのインストール用ISOファイルとVMwareの準備ができたところで、いよいよ仮想サーバーの構築に入ります。(以下の解説画像はCentOS6でセットアップした時のものですがだいたい同じです。)


VMware Playerを起動し、「新規仮想マシンの作成」


「後でOSをインストール」


ゲストOSは、「Linux → CentOS 64ビット」


仮想マシン名・場所とも、管理しやすいものにします。ディスク容量に余裕があるところに配置したいところです。


ここは好みの問題です。推奨容量以上確保できれば適当でいいでしょう。マシン環境と相談で。


「ハードウェアをカスタマイズ」


カスタマイズ内容:

  • メモリ:4GBに増量(ホストマシンとの兼ね合いで適切に)
  • プロセッサ:3コアにスペックアップ(ホストマシンとの兼ね合いで(略))
  • CD/DVD:ダウンロードしたCentOS7のISOイメージをセットする
  • ネットワークアダプタ:ブリッジに変更
結構私の好みが入っています。。。この辺は自分のマシン環境と相談して適切な数値を割り当てましょう。カスタマイズが終わったら「完了」すること。此処から先の手順はその2に続きます。

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