使用しているCPUがWindows10に対応しているかを確かめてみる

Windows10を実行するには、CPUがPAE,NX,SSE2といった機能をサポートしている必要があります(64bit版の場合は更にCMPXCHG16b,LAHF/SAHF,PrefetchWをサポートしていることを要求されます)。しかし、CPUの型番を調べて対応しているかどうか確かめるのも面倒くさい!というものぐさな方は、Microsoft提供の「Coreinfo」というソフトを使って確かめてみましょう。

もくじ

  • Coreinfoのインストール
  • Coreinfoを実行する

Coreinfoのインストール


Microsoft公式サイトからCoreinfoをダウンロードしましょう。ダウンロードしたファイルを解凍して中身を取り出した後、「Coreinfo.exe」という名前のファイルを C:\Windows に放り込みましょう(UACが反応するので許可を与えて続行)。


こんな感じになります。ちなみに、Coreinfo.exeを放り込む場所は環境変数でパスが通してあるところなら多分どこでも大丈夫と思われるので、 C:\Windows でなくても、 C:\Windows\system32 などでもOKです。

Coreinfoを実行する

Coreinfo.exeを配置し終えたら、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行しましょう。 [VIM] coreinfo -f [/VIM]


初回実行時にはこんな感じの画面(ライセンス条項)が出ます。「Agree」をクリックして同意します。


実行結果はこんな感じで表示されます。対応している機能には「*(アスタリスク)」が、対応していない機能には「-(ハイフン)」が表示されているはずです。Windows10へのアップグレードにあたってチェックしなければならない箇所は、

  • NX(Supports no-execute page protection)
  • PAE(Supports > 32-bit physical addresses)
  • SSE2(Supports Streaming SIMD Extensions 2)
の3箇所と、64bit版の場合は
  • CX16(Supports CMPXCHG16B instruction)
  • LAHF-SAHF(Supports LAHF/SAHF instructions in 64-bit mode)
  • PREFETCHW(Supports PREFETCHW instruction)
の3箇所を合わせた計6箇所になります。なお、この手の機能はBIOSの設定で有効・無効を切り替えることができたりするので、BIOSの設定を確認して機能が有効であることを確認してからコマンドを実行するようにしましょう。

参考サイト

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