もういっそのこと、学校の部活を全廃し、学校とは別立ての組織に再編したほうが良いかもしれない

部活問題を解決するためには、もう既存のシステムを切り捨て、全く新しい別のシステムに移行するのが一つの手なのかもしれません。。。

ブラック部活問題を一掃する特効薬は、「学校の部活を全廃&学校とは別の組織に再編」だ!!

  • 部活と学校が繋がっている限り、学校側の圧力で生徒や教師が部活動を強制的にやらされたり、内申書を楯に生徒を部活動に縛り付けたりといった惨劇が発生する可能性はある。もうここまできたら、学校と部活動を強制的に切り離した上で、部活動を一旦全廃し、学校とは無関係の組織に組み直すという選択肢は十分有り得る。。生徒や教師が当然行使できる「部活動に参加しない権利」を全国津々浦々の学校で完璧に保護できるようにしなければならない。
  • 部活動の加入強制によって、日本の学校は拷問監獄と化してしまっている。やりたくもない部活をやらされ、語るのもおぞましい地獄を味わうことになるのだから(例:「お前は〇〇部にとって迷惑だ」と言われ、「じゃあ退部したい」と言えば「退部は認めない」と返される。関連イラスト)。こんなのは伝統とも文化とも言えない。部活という名の奴隷的苦役だ。
  • 部活動を学校から切り離し(全廃し)てから、完全任意参加・全年齢参加OKの地域活動(あるいはクラブチームなど)に再編してしまえばいい。そうすれば、文化系の活動でもスポーツ系の活動でも、学校という枠にとらわれずに活動できるようになる。新設も廃止も自由自在。加入も脱退も個人の自由を尊重。やりたい人だけがやりたいことをすればいいと思う。

部活動を強制することにより、生徒も教師も自由を奪われ、部活動の奴隷となってしまう

日本の学校に対して、部活動はよくも悪くも大きな影響力を持っています。学校外に対しても、かなりの影響力があります。

「部活ジャイアニズム」。まさにそのとおりです。民間の教育産業がみんなして部活動に配慮せざるを得ない状況になっています。(ジャイアニズム…「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」に由来する、ドラえもんの主要キャラクター「ジャイアン」こと剛田武の言動を思想として捉えるべく名付けられた名称(ジャイアニズム – Wikipediaより))

民間がみんなして部活動に配慮しているのも、部活動によって生徒が苦しんでいるのも、諸悪の根源は「部活動強制システム」です。しかし、本来部活動は、「生徒が自主的に行うもの」であり、あくまでも「やりたい人だけがやればいい追加オプション」です。学習指導要領でも、

第4 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項
(13) 生徒の自主的,自発的な参加により行われる部活動については,スポーツや文化及び科学等に親しませ,学習意欲の向上や責任感,連帯感の涵養等に資するものであり,学校教育の一環として,教育課程との関連が図られるよう留意すること。その際,地域や学校の実態に応じ,地域の人々の協力,社会教育施設や社会教育関係団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行うようにすること。
学習指導要領総則
と書かれており、「生徒は部活動をしなければならない」とは一言も書かれていません。部活動をやりたくなければ、やらなくて良いんです。部活に参加しないことは、法律的には全く問題ありません。堂々と不参加を貫いて行けばいいんです。

しかし現実には、部活動への参加を強制するクソみたいな学校があるようです。生徒の人権・自由権をなんだと思っているのでしょうか。部活動を強制しても、生み出されるのは学校に対する不信感と忌避感だけです。誰だって強制されたものにはやる気はわきません。誰もが部活をやりたいわけでもなければ、集団行動をしたいわけでもないのです。部活動や集団行動が嫌いな人だっているのです。何らかの事情でできない人だっています。そういう事情を無視して「部活動をやれ」というのは、いくらなんでも横暴です。評定を楯に、生徒の人権・自由権を侵害しています。教師にしても、部活顧問の激務で家庭崩壊です。これでは生徒も教師も、部活動の奴隷です。部活動は人権よりも上だというのか!!!部活動今すぐ消え失せろ!!!

個人の自由を最大限尊重できるように、学校の部活動を全廃し、地域活動に再編しよう!!

教師や生徒も、一人の人間です。個人の自由は、最大限尊重されなければなりません。そのためには、部活動と学校を完全に切り離し、部活動システムを完全廃止した上で、スポーツも文化系活動も学校とは無関係の地域活動やクラブチームなどに再編すべきです。部活動と学校が密接に関わっているから、部活問題が発生します。幽霊部員がいるのも、部活動に籍を置かないと内申書に響くからです。これだって立派な部活問題でしょう。内申書から部活についての記述を削除すべきです。部活問題を解決するためには、学校と密接に関わっている現在の部活動システムを廃止しなければならないのです。

そして、スポーツや文化系活動(吹奏楽部や美術部など)は、学校とは無関係の地域活動やクラブチームなどに再編すべきです。当然ながら、加入するしないは完全に個人の自由です。参加するしないは個人の自由ですから、やりたい人だけが参加すればいいんです。やりたくない人はやらなくてOK。完全任意参加・全年齢参加可能にすれば、中高生のみならず、幅広い年齢層で構成されるメンバーで活動できます。学校という枠にとらわれず、広い地域から参加者を集めれば、マイナーなスポーツなどもできるようになるかもしれません。部活動を学校から切り離すことには、たくさんのメリットがあります。

これまで長く続いてきた学校部活動も、そろそろ終わるべき時です。部活動を学校から切り離し、地域活動に再編することで、生徒教師の人権・自由権を回復し、参加するしないを完全任意にする必要があるのです。学校という枠にとらわれずに活動できるようにすることで、スポーツも文化系活動も、もっと自由にできるようになるのではないでしょうか。

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