部活動が無料でできる事自体が、異常なことであり民業圧迫なのかもしれない。

日本の学校には大抵の場合部活動があります。そして、部活動に参加料(月謝)を支払うことはあまりないのではないかと思います。しかし、部活動に月謝がないことによって、様々な問題が起きている面もあるかもしれません。

生徒と教師の時間と自由を容赦なく奪い、さらには民業圧迫まで行う部活動はおかしい!!

  • 部活動=無料の認識により、「スポーツの指導・その他様々なこと(音楽・美術・他色々)の指導=タダ」の図式が成り立ってしまった。そのせいで民間の(月謝を取る)習い事に人が流れない面もある(小学校までは通っていても中学入学をきっかけに辞めることもあるとか)。これは民業圧迫ではないか?これでは「スポーツ指導員」「音楽(美術・他色々)指導員」という職業が成立しない。スポーツを教えたい(スポーツが上手な)人が(アマチュアレベルでも)スポーツを教えること専業で食べていけるようにすべき。「スポーツ」を「音楽」や「美術」などに変えても同じ。
  • また、「部活動は加入して当たり前(加入しないと入試で不利になる)」「加入したからには中途脱退はダメ(中途脱退は入試で不利になる)」「部活に全てを捧げるのが当たり前(すべてを捧げないと入試で不利になる)」という価値観と現実が生徒の時間と自由を奪い、趣味や習い事の継続を不可能にしている面もまたある。やっぱり部活は民業圧迫である。教師も教師で部活動の顧問業務に時間と自由を奪われ、休みも取れなければ教材研究もできない。これでどうやって質の高い授業をやれば良いのか。部活は民業とを圧迫し、授業の質の向上を阻む原因となっている。
  • 学校内で何でもかんでもやろうとするから問題が発生する。部活動を廃止(アウトソーシング)して、放課後の活動(あえて部活とは呼ばない)は専門の指導員が教えるようにすべきだ。当然ながら指導員にはそれなりの給料を出す必要がある(新たな雇用の創出→経済政策にもなる)から、そこは税金から出すとか参加する生徒の保護者から月謝を頂くとかする必要がある。保護者側も「スポーツの指導・その他様々なこと(音楽・美術・他色々)の指導=タダという訳にはいかない」という認識を持たなければならないだろう。

部活動によって習い事の続行が不可能になる→習い事をやめる。なんという民業圧迫。

小学校時代は習い事をしていたが、中学校入学をきっかけに習い事を辞めてしまったという人もいるのではないでしょうか。中学校ともなると、どうしても放課後活動の舞台は部活動に移ってしまうかと思います。さて、(民間の)習い事には当然ながら月謝があり、そこから習い事の指導員の給料が出ています。しかし、習い事をしていた人を(公立学校の)部活動に吸い上げられてしまっては、習い事を教える側には月謝が入らなくなります。これは民業圧迫ということになります。

部活動は生徒の放課後・休日の活動に大きな制約を与えてしまいます。部活動に入らなければそういう制約はありませんが、学校側が「部活動をしないと入試で不利になる」という脅迫じみたプロパガンダ(…と言いたいところだが千葉県では中学での部活動の記録が高校入試で得点化されているという現実があり一概には否定出来ないのがまた恐ろしい。詳細は(当ブログ記事「千葉県の高校受験では、内申書におもいっきり部活動歴が掲載されて、場合によっては加点対象になる…一般入試なのに?」)を参照)を行っていることもあり、部活動非加入を貫くのもなかなか大変なのが厄介なところです。なかには「部活動非加入(いわゆる「帰宅部」)」という選択肢そのものを否定する学校もあり、生徒教師の時間と自由を奪い、それによって民業圧迫までかましてもうどうしようもない状態です。時間と自由を奪われた生徒は自分の好きな活動ができず(習い事の継続もできない)、教師は休むことも授業研究もできず、質の高い授業をしたくてもできないというなんかもう学校とは何だったのか、学校とは授業をするところではないのかと言いたくなるような状態です。

部活動を解体し、民業圧迫をなくして生徒と教師の時間と自由を取り戻せ!!

学校で何でもかんでもやろうとするから歪みが生じるんです。いじめの対処も学校内だけで全部やろうとするから適切な対処ができず、「隠蔽体質だ」「これだから学校はケシカラン」「学校治外法権と先生裁判権失せろ」「三権分立がなってない。警察も介入できない。ゆえに学校滅ぶべし」などと批判されます。学校だけでやることは減らすべきです。本来学校は授業を教える場なのではないでしょうか。間違っても授業が脇役になるようなことがあってはいけません。学校に何でもかんでも丸投げすることは流石に辞めるべきだと思います。その点については生徒や保護者、地域の側も認識を改めなければならないかもしれません。

ともあれ、教師と生徒双方の時間と自由を奪い、民業も圧迫してきた部活動システムは廃止しなければなりません。これまで部活動で行ってきた活動は、学校とは無関係の別立ての組織(クラブチームとか習い事とか)で行われるべきです。学校という枠組みでの活動に固執すると、(特に小規模校では)生徒がやりたい活動が学校にない、ということが発生し、不本意な部活加入を強いられたり、部活動のために学びたくもないことを学ぶ生徒が出てきたりします。そういった問題を解決するためにも、部活動と学校は切り離さなければならない時期ではないかと思います。また、部活動の廃止によって民間のスポーツクラブや習い事などに人が流れれば、そちらでスポーツや習い事などを教える人材の需要が高まるので、雇用対策にもなるはずです。

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