宇宙へのロマン…「はやぶさ2」はリュウグウへ赴き、再び地球へと帰る。2度目のサンプルリターンを目指して。

今日はちょっと趣向を変えて、小惑星探査機「はやぶさ2」について書いていきたいと思います。

もくじ

  • 「はやぶさ2」の概要
  • 人類の宇宙進出…太陽系の大航海時代

「はやぶさ2」の概要

「はやぶさ2」は、小惑星サンプルリターンに挑戦する探査機です。先代の「はやぶさ」(MUSES-C)は、厳密に言えばあくまでも「工学実験衛星」という位置づけ(小惑星探査はあくまでも「おまけ」)だったのに対し、「はやぶさ2」は正真正銘の探査機(小惑星探査が主目的)です。基本設計は初代「はやぶさ」のものを踏襲していますが、随所に改良が加えられています。

2014年12月にH-IIAロケットで打ち上げられ、1年後の2015年12月には地球スイングバイを成功させました。この記事を執筆している2016年8月現在、はやぶさ2は順調に目的地である小惑星リュウグウに向かっています。順調に進めば2018年に小惑星リュウグウに到着し、地球帰還は2020年頃になるようです。

人類の宇宙進出…太陽系大航海時代

科学技術の進歩に伴い、人類は活動の場を宇宙へと広げていきました。1957年にはソ連がスプートニク1号の打ち上げを成功させ、「世界初の人工衛星打ち上げ成功」の称号はソ連が手にすることになりました。東西冷戦のさなかに起きたこの出来事は「スプートニク・ショック」を引き起こし、この後米ソは熾烈な宇宙開発競争を繰り広げることになります。

その後いろいろあって、1969年、アポロ11号は月面に到達し、人類はついに月面に足跡を残しました。そして、今度は火星の有人探査を目論むところもあります。人類は再び新たなる土地を目指しはじめました。

そして、無人探査機は既に火星をも飛び越え、様々な天体の探査に出かけています。ボイジャー1号は太陽系の果てに辿り着き、ニューホライズンズは冥王星に辿り着きました。ボイジャーについてはいい感じの動画があるので、暇な人はぜひこちらから。

さて、そろそろ「はやぶさ2」の話しに戻りましょう。はやぶさ2が目指す小惑星リュウグウは、「C型小惑星」に分類されているそうです(先代の「はやぶさ」が到達した小惑星イトカワは「S型」だそうです)。C型小惑星には太陽系が生まれた頃の水や有機物が残されていると考えられており、サンプルを採取して解析することで、太陽系や生命の誕生の謎を少しでも解き明かせるのではないかと期待されています。

また、小惑星を探査した上で、小惑星に存在する希少資源を地球に輸送しようという壮大な野望も存在するようです。地球上の資源が有限であることは周知の事実ですが、地球以外の天体に存在する資源が利用可能になれば、人類は新たなステージへ進めるかもしれません。

かつてヨーロッパ人は、香辛料を手に入れるべく危険を冒して大海原に漕ぎ出しました。これが世に言う大航海時代です。そして現在、再び大航海時代が始まろうとしています。今度は宇宙へと漕ぎだすのです。新たな資源や居住地を求め、人類は宇宙へと進出します。持てる技術を結集して宇宙を航海するための船を建造し、未知の世界へ飛び出していく。まさに太陽系大航海時代です。

「はやぶさ2」は、この太陽系大航海時代へと漕ぎだす船の一つです。先代の「はやぶさ」は数々の「世界初」「世界一」を達成しました。そして、「はやぶさ2」もまた未知の世界へと飛び出し、何かを成し遂げて帰ってくるのだと思います。

ちなみに、はやぶさ2ではありませんが、鹿児島県肝付町とJAXAは現在、イプシロンロケット2号機にのせるメッセージを募集しています。2016年9月2日まで受け付けているので、興味がある方はぜひ肝付町×JAXA 共同プロジェクト「イプシロンで夢を射とめよう!」 | ウチノウラキモツキ共和国から応募してみてください。

参考リンク

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