水素で走る車にロマンと未来を感じる

ホンダの燃料電池車の“実力” – 経済ジャーナリスト 片山修 | Osamu Katayama Official Website 水素で走る燃料電池車が、一歩ずつですが確実に市場へ切り込もうとしています。まだまだ高価格ですが(水素ステーションもまだ少ないですが)、燃料電池自動車にはロマンと未来を感じます。

化石燃料亡き後の自動車を、化石燃料が残っているうちに考える

2016年3月現在、日本では円安にもかかわらずガソリンがかなり安くなっています。私の自宅近辺では、セルフスタンドでレギュラーガソリンがリッター100円を割り込んでいました。千葉県のガソリン価格はどうなっているのでしょうか。レギュラーガソリンの値段が2桁のところを見たのは初めてです。都道府県別平均ガソリン価格ランキング [ガソリン価格比較サイト gogo.gsを見ても、千葉県のガソリンは安いです。と言うか全国的にガソリン価格は下がっているのではないかと。やはり原油価格が下落しているのは大きいです。しかし、化石燃料がいつか無くなるということを忘れてはいけないと思います。

化石燃料は「化石」の名がつく通り、昔々の動植物の死骸が堆積し、長い年月をかけてそれらが変成することによって作られます。さあ作ろうと言ったって、お湯をかけて3分待てばできるという訳にはいかないでしょう。埋蔵量に限りがある以上、いつかは化石燃料が枯渇します。化石燃料が枯渇するXデーを迎える前に、化石燃料の代替となる新たな(持続可能な)エネルギー源を用意しなければなりません。発電という観点で見れば太陽光発電や地熱発電、風力発電、潮力発電などなど様々な手段があります。コスト高や発電量の制御が難しいなどの要因で、今ひとつ化石燃料を代替する決定打にはならない手段も多々ありますが、未来のエネルギー供給を担うであろう希望の星だと思います。

そして、燃料電池はガソリンエンジンの代替になりうると思います。エンジンの代わりに燃料電池を搭載し、ガソリンの代わりに水素を補給すれば、水素で走る車になります(実際にはなかなか大変ですが)。水素はタンクに詰めての輸送が可能であり、水素自体の産出もいざとなれば無尽蔵にある海水を電気分解すれば済む話です(大量の電気を要するので少々難がありますが)。そして、クラリティ FUEL CELL | Hondaは水素満タンで750km(JC08モード)走ることができます。日産 | 日産リーフ [ LEAF ] (電気自動車)はフル充電しても280km(JC08モード)程度しか走れませんが、燃料電池自動車はすでに水素満タンから750km走行可能な所まで来ました。また、3分あれば水素満タンまで入れることができるとのことなので、後は水素ステーションさえ整備されればガソリン車とほぼ遜色ない使い勝手です。次世代自動車の開発レースは大変だと思いますが、私としてはぜひとも燃料電池車に次世代自動車開発レースを制して欲しいと思っています。

クラリティ FUEL CELL | Hondaは、価格こそ700万円オーバーと非常に高価ですが、燃料電池自動車の可能性を感じさせてくれます。大人5人が搭乗可能な車内スペース、水素タンクがある中でもきっちり大容量を確保したトランク、各種運転支援システム。燃料電池自動車は今、ガソリン車を超えた更にその先を目指しているのだと思います。問題は価格と水素ステーションの少なさですが、価格の方は量産効果で低下することが期待されますし、水素ステーションも少しずつではありますが整備され始めています(FCCJ 燃料電池実用化推進協議会 – 商用水素ステーションの普及状況も参照)。普段色々なところでお世話になっている自動車ですが、時には未来の自動車を考えてみるのも良いかもしれません。

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