いじめ加害者が更生→「エライ!!」。いじめ被害者が引きこもり→「社会不適合者だ!!」。こういうコメント尋常じゃなく理不尽だと思う件について

いじめ(=犯罪)は人の人生をおもいっきり狂わせます。そしてそれに関わることになってしまった人の末路は悲惨です。特にいじめ被害者の方は。 …ほう。いじめ加害者は人の人生を狂わせておきながらこれですか。他人の人生を回復不可能なレベルで狂わせた自覚があるからこそ、のうのうと社会に出てこられるんですよね!!いじめ被害者がどれだけつらい思いをしているかきちんと理解しているからこそ人前に堂々と出られるんですよね!?そうですね?

いじめによって狂いだす人生がある

  • いじめ(という名の犯罪)は、他人の精神を傷つけ、肉体を傷つけ、被害者を再起不能なレベルで叩きのめす。学校は完全に戦場である。どこから不意打ちを食らうかわからない。
  • 運良くいじめが終結しても、いじめ被害者はいじめの後遺症に生涯苦しめられるのだ。様々なシーンで精神を縛られる。あんまりだ。
  • いじめ禁止、報復禁止を掲げても、いじめる側はそれを守らない事多し。いじめられる側はきちんとルールを遵守している事多し。これはひどい。やっぱり被害届を警察に出したい。治外法権?教師裁判権?んなもん知るか!!ろくにいじめ被害者の保護もできないくせに!!
  • やはり古い害悪な慣習は殲滅しなければならないだろう。そしていじめ問題もどうにかしなければ。そのためにも、学校の治外法権を叩き潰し、教師裁判権を全廃。慣習治国家を脱しなければならない。

いまなお警察の介入を拒む学校の罪は重い。いじめがあったら警察に被害届を出すのが新しい常識だと思う。

結局、現在の日本の学校システムでは、どうしてもいじめの被害を避けて通ることはできません。これが現実です。いじめをされたこともしたこともない(いじめに関わった経験がない)という人は、まず間違いなく相当な強運の持ち主です。あるいは超人レベルで世渡り上手なのだと思います。

日本の学校は、様々な面で閉鎖的です。犯罪レベルのいじめが行われてもなお、警察の介入に抵抗するあたり、学校には治外法権が存在すると信じて疑わない人が、現在学校を支配する立場にいるのでしょう。そうでなければ、今頃全国各地の交番という交番に、毎日学生が押し寄せ、いじめ犯罪の被害届を書いているに違いありません。そうでなければ日本の法教育はどうしようもないレベルで破綻しています。

現代のいじめは高度に陰湿化、悪質化しています。また、少年法の存在がいじめ加害者を保護していることによって、いじめの悪化に拍車をかけている側面も否定することはできないでしょう。もはや教師が鎮圧できるレベルでもなければ、学校内でなあなあにして事を収めることも無理がありすぎます。というかそんなことができたら、学校は治外法権を持っていることになります。まさか学校が独自の警察や裁判所を保有しているわけでもないのに治外法権があるとはこれいかに。

慣習至上主義も慣習そのものも改めなければならない。いじめの対応は被害者の保護を第一に!!

日本ではしばしば慣習が法律に勝る存在として扱われます。だからサービス残業が一向になくならないのです。サービス残業をする慣習。学校の部活には必ず参加する慣習。確かに、慣習の中にはそれがある種の伝統になっていて、そう簡単には変えられないのだというものもあるでしょう。しかし、伝統的な慣習でも、法律違反は法律違反です。サービス残業はれっきとした労働基準法違反ですし、部活動の加入強制も、学習指導要領の存在を無視した害悪慣習と言わざるを得ません(学習指導要領総則では「部活動は生徒の自主的、自発的な参加によって行われる」ということになっているのです)。

話をいじめ問題に戻します。これまでのいじめ対処は、学校内でなんとか片付け、警察の介入をさせず、言論統制と箝口令で事案の流出を防ぐのが慣習だったのかもしれません。そうでなければとっくの昔にいじめ問題は警察送りになっています。しかし、その慣習が被害者を苦しめ、刑事罰を受けないという安心感を加害者に与えている(そしてそれによっていじめ犯罪を助長している)のです。いじめの対処は被害者の保護を第一に考えて行われるべきです。被害者を守るためならば、学校のメンツなどというものは、はっきり言ってどうだっていいです。そんな腹の足しにもならないようなもの不要です。

最後に言っておきましょう。いじめ加害者は他人の人生を狂わせてしまった自覚を持って下さい。本来ならば相応の手続きの後に刑務所送りになってたっておかしくはありません。これまでは学校の謎慣習と少年法に守られて、のうのうと過ごしてきたのかもしれません。そして、大人になった時に「昔はやんちゃしたけど今は更生して云々」みたいなことを話し、それでほめられることもあるかもしれません。しかし、それもまた、他人の人生を犠牲にした結果であることを強く自覚し、生涯をかけて罪を償う覚悟を持って下さい。

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