部活動加入強制システムは高体連・高文連の陰謀かもしれない…?とにかく部活動加入強制システムの即時廃止を!!

もしかしたら、日本の学校に部活動加入強制システムがあるのは高体連・高文連の陰謀なのかもしれません(あくまで筆者の邪推ですが)。高校の所在地等にもよりますが、高校に在籍している生徒の全員から高体連・高文連の会費を徴収している場合があり、それを正当化する(在籍する生徒の全員が部活に入っている状態を作る)ために部活動加入強制システムを導入している…と考えることもできるのです。

高体連・高文連の活動費用は学校(ひいては在籍する生徒の保護者)が負担している。これを正当化する(生徒の全員が部活に関わっている状態を作る)ために部活動加入強制システムが有るのかもしれない。

  • 高体連・高文連のお題目は「高校生の健全な発達を促すためにスポーツ活動(文化活動)の普及と発展を図る」というもの。様々な大会(インターハイなど)を主催しているのもこの組織。この手の大会は学校単位で出場することが多い(つまり部活で選手を育成して、学校として参戦する)。また、高体連・高文連は学校(ひいては在籍する生徒の保護者)から会費を徴収している。
  • この会費徴収を正当化する(うちの子は部活やってない(=高体連・高文連にはお世話になってない)のにどうして高体連の負担金を出さなきゃいけないのか?という質問が保護者から来ないようにする)ために、生徒に対して部活動への加入義務を課している可能性はないとはいえない。恐ろしい話である。(ここまで筆者の邪推)
  • ともあれ、どんな理由があろうとも学習指導要領で「生徒が自主的に行う活動」と位置づけられている部活動への加入を「強制」されるような事はあってはならない。部活動加入強制システムの即時廃止を望む。

高体連・高文連の規約を読んでみて、部活動加入強制システムとの関連性を邪推する

※ここからは筆者の邪推が大いに含まれていますので、その点に留意して読み進めて頂けると幸いです。

高体連(正式名称 高等学校体育連盟)・高文連(正式名称 高等学校文化連盟)は、高校生の健全な発達を促すためにスポーツ(文化)活動の普及と発展を図る…というのがお題目の団体です。高体連は全国高等学校総合体育大会(インターハイ)などの大会を開催していますし、高文連も全国高等学校総合文化祭や全国高校小倉百人一首かるた選手権などを開催しています。高体連・高文連ともに全国組織の下に各都道府県ごとの組織があり、各高校(の部活)がそちらに加盟しています。全国高体連・全国高文連は都道府県ごとの高体連・高文連から会費を徴収し、これを活動資金に充てています(全国高体連の定款全国高文連の定款(Word形式)より)。全国高体連・全国高文連に会費を納入する立場である都道府県ごとの高体連・高文連もまた、加盟している学校に対して会費を納入させ、これを活動資金に充てています(そして、学校は在籍する生徒の保護者から高体連・高文連の会費を徴収します)。神奈川県高等学校体育連盟 規約や、規約 – 千葉県高等学校文化連盟あたりを読んでいただければ、都道府県ごとの高体連・高文連が各学校に在籍している生徒数を基準にして会費を徴収していることがお分かりいただけるかと思います。

しかし、運動部に加入していなければ高文連が主催する大会に参加することもありませんし、文化部に加入していなければ高文連が主催する大会に参加する機会もありません。そして、部活動に所属していない(帰宅部)場合は、高体連も高文連も関係ありません。高体連・高文連会費は学校納入金(教材費とかをここで集める)と一緒くたにされたりもしますが、高体連・高文連の会費とは一体何なのか?という疑問を持っている方もいるかもしれません。特に生徒が部活動無所属である保護者の場合は高体連・高文連のどちらとも関わりがなさそうなのになんで会費を納めないといけないの?という疑問を持っていてもおかしくはありません。

そして、ここに来て登場するのが部活問題最大級のラスボスにして自由と休日を愛する生徒・教員とその家族にとって最大の敵であり速やかに破壊しなければならない害悪システム「部活動加入強制システム」です。生徒を強制的に運動部か文化部のどちらかに加入させてしまえば、保護者に疑問を抱かせず、文句も出させずに会費を徴収できるのではないか?という理屈です。高体連・高文連にとっては都合がいいかもしれませんが、部活動加入強制システムによって自由と休日を奪われる生徒・教員とその家族にしてみればたまったものではありません。これはひどい

※筆者の邪推ここまで

部活動加入強制システムを即時廃止し、生徒・教員とその家族に自由と休日を全面返還せよ!!

さて、ここまで部活加入強制システムは高体連・高文連の陰謀ではないか?という邪推しすぎて我ながら無茶苦茶な仮説をずらずら書き連ねてきましたが、部活動加入強制システムについては即時廃止し、生徒・教員とその家族の手に自由と休日を取り戻さなければなりません。休日がなければ人間は疲弊し、疲れのせいで病気になったり事故を起こしたり、最悪の場合は過労死したり、とにかくろくでもないことになってしまいます。また、強制されて行う活動ではやる気も出ません。部活動はあくまでも「生徒の自由意志に基づいて」行う必要があるのです。また、教員に対して顧問業務を押し付けるような悪行も直ちに止めなければなりません。教員もまた、教員である前に一人の人間であり、自分や家族の生活があります。

部活問題と戦っている人間は必ずいます。インターネット上で探せば、部活問題と戦っている人間はすぐにでも見つかることでしょう。しかし学校という閉鎖空間においては、2016年5月現在はまだ「隠れキリシタン」の如く水面下で活動するor部活問題と戦っていることを隠さなければならない…という人もいるのではないかと思います。学校は治外法権と内部統治機構を持つほどの閉鎖空間なので(そうでなければいじめ(という名の犯罪)を隠蔽することもできないし警察の介入なしに手仕舞いにすることもない)、慣習を変更しようとしてもなかなかうまく行きません。しかし、部活問題の解決は必ず成し遂げなければなりません。そして、そのためには外部の人間の協力も必要不可欠です。現在、部活問題の解決を目指して署名活動が行われていますので、そちらに協力して頂けるととても嬉しく思います。以下のリンクより署名を行うことができます。

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