Ubuntuの削除方法(WindowsXPとデュアルブートにしている場合)

このページは、「UbuntuとWindowsXPをデュアルブートにしたけれど、Ubuntuを削除してXPシングルブートに戻したい!」という場合のUbuntu削除方法です。

はじめに

WindowsXP(以下XP)のインストールCD(リカバリディスクはだめです)等起動CDがすでにある方はこの項目を読み飛ばしてOK
インストールCD等の起動CDがない場合は、起動CDを作成します。

起動CDの作り方

このサイトからCDイメージをダウンロードできます。これを解凍したらCDに焼きます。これで準備完了です。

Ubuntu削除の手順

第一節(解説編) ブートローダーをXP側に戻す

これをしないと何も始まりません。
下図(ここから解説・方法だけ知りたい人は第一節(手順編)まで読み飛ばしてもOK)

特別な設定をしない限りUbuntuインストール後のパーティションはこんな構成になっていると思われます。ここでいきなりUbuntuを削除してはいけません。いきなり削除するとXPもろとも起動できなくなります。その理由はこちらにわかりやすい解説があります。
一応まとめ
Windowsシングル時

Ubuntuをインストール(このときMBRはGRUBで書き換えられる)

何もせずにUbuntuを削除すると…

起動できなくなっちゃった!

こうならないためには

  1. MBRを修復し、
  2. GRUBを削除し、

それからUbuntuを削除する必要があります。その手順は下記

第一節(手順編)

注意:ここからは自己責任でお願いします。
手順
XPインストールCDまたは起動CD(「はじめに」の項で作成したもの)をCDドライブに挿入し、起動(PC起動中に挿入した場合は再起動)します。このときBIOSに入り、CDを優先起動する設定にします。
ここで注意!
BIOSの設定でSATAがAHCIモードで動いている場合は、IDE互換モードに切り替えます(そうしないと起動に失敗してブルースクリーンになります)。
無事にCDブートできたら、Rキーを押して回復コンソールに入ります。
キーボードレイアウトは、日本語で。
どのwindowsを選ぶか尋ねられたら、基本的には「1」で。この辺も環境に合わせて。
administratorのパスワードは設定したパスワードを打つか、空欄で先に進みます。
コマンド画面にたどり着いたら、
「fixmbr」と打ち、警告を無視して実行します。
無事に終わったら「exit」と打ち込んで終了してください。
この後起動したときにOS選択画面が出ずにXPが起動したら成功です。

第二節 Ubuntuのパーティションを削除

スタートボタンから
マイコンピュータを右クリック→管理→ディスクの管理にはいります。
Ubuntuの入っているパーティションを右クリックしてパーティションを削除してください。

これでUbuntu削除は終了です。

関連項目

Ubuntuインストールについて

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