戦争を回避するためにも、自衛隊にはそれなりの装備と資金が必要。

安保法制云々の話で国会が大変グダグダな事になったのは記憶に新しいと思います。しかし、戦争を回避するためには、現実から目をそらさず、必要なことはキチンと行わなければなりません。自衛隊にはそれなりの装備と資金が必要なのです。

人員の不足を補うために必要なのは装備と資金

  • 自衛隊は志願制。彼らは現場で命をかけて国防の最前線に立っている。
  • 万が一彼らが前線に絶つことになった時に彼らを守る事ができるのはは装備品。それらの開発はキチンと行わなければならない。
  • 装備も必要だが弾薬がないと意味が無いし食糧がなければ前線で餓死者が出て大変よろしくない。それらを調達し前線に送り届ける資金だって必要だ。
  • 戦争にならなくても、これらは常日頃から用意しなければならない。そのためには、ただでさえ人が少ない自衛隊にはもっと装備と資金が必要だ!!

戦いがなくても、戦いへの備えは必要不可欠。

私は、決して戦いを望んでいるわけではありませんし、徴兵制にも断固反対です。しかし、だからこそ自衛隊には装備の拡充と手厚い資金の配分が必要だと思うのです。自衛隊の皆様は、自らの意志で自衛隊を志願し、日夜国防の最前線で(戦争がなくても)戦っているのです。彼ら(と在日米軍など)が有事に備えているからこそ維持される平和というものも確かにあるのです。

そして、自衛隊に限らず世界の軍事組織にとって、装備の良し悪しは戦いに勝てるか、前線に立つ人がどれだけ生き残れるかを左右する重要なポイントだと思います。そうである以上、人数において諸外国に劣る自衛隊では装備のレベルで諸外国に後れを取ることは許されないことだと思われます。技術開発は自国できちんと継続しなければなりません。技術的優位を確保できなければ、いざ戦った時に、戦死者が増えてしまう可能性が大きくなります。

また、装備だけあっても、現場で撃つ弾薬や、戦車や戦闘機ほか乗り物を動かす燃料がなければ陸戦の王者たる戦車もただの金属の塊です。食糧がなくては現場の人が餓死してしまいます。これでは第二次世界大戦で兵站がきちんとできなかった旧日本軍と何ら変わりありません。いくらなんでもこれはひどい

そんな事態を二度と繰り返さないためには、自衛隊にきちんと予算をつけ、装備をきちんと開発して取り揃え、現場で消費する弾薬や食糧、燃料をきちんと備蓄していつでも輸送できる体制を整えなければなりません。無駄な死者を出さないためには絶対に必要なことです。

現場の人を支えるためには、高い技術とそれなりの資金がなければならない

誰だって戦争は嫌です。自衛隊の人も在日米軍の人も、できれば戦いたくないというひとが多いと思います。しかし、現実には世界の何処かで戦争が起き、戦争にはならなくても某国の軍備拡張が急速に進み、日本にとって脅威となりつつあるのもまた事実なのです。それらとの戦争を回避するためには、綺麗事だけではやっていけない場面が出てくることだってあります。

自衛隊が志願制のままきちんと戦える状態を維持するためにも、装備の技術開発を継続し、消耗品の補充や装備の更新を行うことは絶対に必要です。人数の不利を抱えて戦うことになる以上、有事になったらハイレベルな装備で戦死者を0(は無理でも最小限)に抑え、餓死者を出さずに戦うことが求められます。そして、有事にならなくても、装備は抑止力です。ハイレベルな装備があるだけで、諸外国は攻め込んでも利益がないと考え、戦争を回避できる場合もあるのです。

そして、装備の開発や更新も、消耗品の調達も、輸送手段の整備も、自衛隊の定数の維持にも、資金の問題がついてまわります。日本の財政は厳しい状況に置かれていますが、自衛隊にはそれなりの予算をつけることが必要だと思います。

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