CentOS7にサードパーティリポジトリを導入する
投稿日:2016年01月24日
最終更新日:
もくじ
- Epelの導入
- Remiの導入
- RPMforgeの導入
Epelの導入
Epelを導入しましょう。後述するRemiリポジトリを入れるためにも必要になります。コマンドは以下 [VIM] sudo yum install epel-release [/VIM] yumコマンド一発で入ります。
なお、サードパーティリポジトリからはじめてパッケージをインストールする場合は、警告メッセージが出ることがあります。パッケージを検証するために必要な鍵をインポートするか訊いてくるので、インポートしましょう。 参考サイト様→CentOS6.7 64bitのyumリポジトリにEPELを追加 | kakiro-web カキローウェブ
Remiの導入
サードパーティリポジトリのRemiを導入してみましょう。Remiを使えば、CentOS7でphp5.5やphp5.6,php7.0を(yumで)使用することもできるようになります(2016年1月現在、通常だとphp5.4です)。Remi公式サイトにアクセスしましょう。
少し下にスクロールすると、「Maintained Enterprise Linux (RHEL / CentOS / Other clones)」と書かれた下に「remi-release-7.rpm」と書かれたリンク(画像赤枠で囲ったもの)があると思うので、コレのURLをコピーします。コピーしたら、CentOS側で以下のコマンドを打ちます。
[VIM]
wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
[/VIM]
Wgetコマンドでのダウンロードが終わり次第、以下のコマンドを打ちます。
[VIM]
sudo rpm -Uvh remi-release-7.rpm
[/VIM]
これでRemiのインストールが完了です。なお、Remiリポジトリから何かパッケージを入れたい場合は、–enablerepo=remiをコマンドに追加する必要があります。例えばこんな感じです。
[VIM]
sudo yum –enablerepo=remi install php
[/VIM]
PHP5.6/7を入れる場合は以下のようになります。
[VIM]
#PHP5.6
sudo yum –enablerepo=remi,remi-php56 install php
#PHP7
sudo yum –enablerepo=remi,remi-php70 install php
[/VIM]
参考サイト様→CentOS6.7 64bitのyumリポジトリにRemiを追加 | kakiro-web カキローウェブ
RPMforgeの導入
サードパーティリポジトリのRPMforgeを導入してみましょう。Clam AntiVirusをyumで入れるために必要になります。RPMforgeダウンロードページにアクセスしてみましょう。
ページ下方に、「rpmforge-release-0.5.3-1.el7.rf.x86_64.rpm」があると思うので、これをインストールすることにします。URLをコピーしてきて、以下のコマンドを打ちます。
[VIM]
sudo rpm -ivh http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el7.rf.x86_64.rpm
[/VIM]
入れ終わったら、設定ファイルを編集します。
[VIM]
sudo vim /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo
#8行目を書き換える(以下、書き換え後の記述)
enabled = 0
[/VIM]
RPMforgeを使う場合は、次のようなコマンドになります。
[VIM]
sudo yum –enablerepo=rpmforge install clamd
[/VIM]
参考サイト様→CentOS7に外部リポジトリの追加 | LINUXの勉強ブログ