CentOS7にサードパーティリポジトリを導入する

CentOSでは、サードパーティのリポジトリを追加することで、標準のリポジトリにはないパッケージをyumコマンドで入れられるようになります。このページではこれら外部リポジトリの導入方法を解説します。

もくじ

  • Epelの導入
  • Remiの導入
  • RPMforgeの導入

Epelの導入

Epelを導入しましょう。後述するRemiリポジトリを入れるためにも必要になります。コマンドは以下 [VIM] sudo yum install epel-release [/VIM] yumコマンド一発で入ります。

なお、サードパーティリポジトリからはじめてパッケージをインストールする場合は、警告メッセージが出ることがあります。パッケージを検証するために必要な鍵をインポートするか訊いてくるので、インポートしましょう。 参考サイト様→CentOS6.7 64bitのyumリポジトリにEPELを追加 | kakiro-web カキローウェブ

Remiの導入

サードパーティリポジトリのRemiを導入してみましょう。Remiを使えば、CentOS7でphp5.5やphp5.6,php7.0を(yumで)使用することもできるようになります(2016年1月現在、通常だとphp5.4です)。Remi公式サイトにアクセスしましょう。


少し下にスクロールすると、「Maintained Enterprise Linux (RHEL / CentOS / Other clones)」と書かれた下に「remi-release-7.rpm」と書かれたリンク(画像赤枠で囲ったもの)があると思うので、コレのURLをコピーします。コピーしたら、CentOS側で以下のコマンドを打ちます。 [VIM] wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm [/VIM] Wgetコマンドでのダウンロードが終わり次第、以下のコマンドを打ちます。 [VIM] sudo rpm -Uvh remi-release-7.rpm [/VIM] これでRemiのインストールが完了です。なお、Remiリポジトリから何かパッケージを入れたい場合は、–enablerepo=remiをコマンドに追加する必要があります。例えばこんな感じです。 [VIM] sudo yum –enablerepo=remi install php [/VIM] PHP5.6/7を入れる場合は以下のようになります。 [VIM] #PHP5.6 sudo yum –enablerepo=remi,remi-php56 install php #PHP7 sudo yum –enablerepo=remi,remi-php70 install php [/VIM] 参考サイト様→CentOS6.7 64bitのyumリポジトリにRemiを追加 | kakiro-web カキローウェブ

RPMforgeの導入

サードパーティリポジトリのRPMforgeを導入してみましょう。Clam AntiVirusをyumで入れるために必要になります。RPMforgeダウンロードページにアクセスしてみましょう。


ページ下方に、「rpmforge-release-0.5.3-1.el7.rf.x86_64.rpm」があると思うので、これをインストールすることにします。URLをコピーしてきて、以下のコマンドを打ちます。 [VIM] sudo rpm -ivh http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el7.rf.x86_64.rpm [/VIM] 入れ終わったら、設定ファイルを編集します。 [VIM] sudo vim /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo #8行目を書き換える(以下、書き換え後の記述) enabled = 0 [/VIM] RPMforgeを使う場合は、次のようなコマンドになります。 [VIM] sudo yum –enablerepo=rpmforge install clamd [/VIM] 参考サイト様→CentOS7に外部リポジトリの追加 | LINUXの勉強ブログ

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