広告がうざいと思う人は、MonacoinやBitcoinでサービス運営者に寄付するといいと思う。
投稿日:2015年10月14日
最終更新日:
暗号通貨でサービスを支えるということ
- 暗号通貨ならば銀行口座を晒すこともなく寄付を募ることができる。寄付する方も同じ。
- 定期的に定額の会費を払うのはなかなか大変だが、感謝の意を表したい時に単発で寄付するならさほど難しくはないと思う。
- 暗号通貨による寄付が普及してサイト運営の経費を支えることができるようになれば、うざったい広告(例:動画サイト以外での動画広告やポップアップ型の広告)を出さなくても良くなり、ユーザーもサービス運営者もWin-Winの関係を築ける。
- 暗号通貨は、個人間や少額の決済も楽にできる。サービス運営者への寄付の文化はぜひとも根付いて欲しいと思うし、暗号通貨はその普及に一役買えると思う。
無料サービスと広告の関係
現在インターネット上で運営されている様々な無料サービスが、広告を収益源として活動しています。言わずと知れたGoogle先生も検索ページに広告を出していますし(あそこはGoogle Adsenseで広告配信まで手がけていますが)、インターネットを利用したことがあれば、広告はよく見かけると思います。
無料サービスといえども、運営するにはサーバー代や人件費がどうしてもかかってきます。これまでは寄付システムがあまりなかったので、サービス運営サイドにとっては広告はまさしく生命線、無ければ倒産もありうる、そんな感じだったのではないでしょうか。そして、なんとか広告収入を増やすべくして、ポップアップ広告や動画広告が生まれたのではないかと思います。
そして、Adblock Plusなんかが出てきて、広告をスルーするユーザーが出始めたわけです。まあ確かに、ポップアップ広告はうざいですし、動画サイトでもないのに動画広告が出るのはいただけません。しかし、それらによって無料サービスが運営されている側面があるのもまた事実です。
なぜこうなってしまったのか。それは、「広告以外にサービス運営費を調達する術がないから」というのがあると思います。会費制にするには、乗り越えなければならないハードルが高い。寄付を募るのに良さそうなシステムも見当たらない。そうなれば、広告に頼ることになります。そしてあるユーザーはポップアップ広告がうざいと思い、Adblock Pulsなどを使うユーザーは罪悪感に苛まれ(Adblock系使いで罪悪感を感じない人はおかしいと思います)、サービス運営者はジレンマに苦しみ、悪徳広告が栄える…もはやカオスな修羅の国です。
みんなで暗号通貨を使って寄付をしよう!
しかし、BitcoinやMonacoinなどの暗号通貨は、この現状を打破するナイスなシステムであると思います。日本の皆さんはMt.GOX事件でBitcoinなどの暗号通貨=怪しい、胡散臭い、悪徳なんてイメージが付いてしまったかもしれませんが、そんなことはありません。暗号通貨は決して悪徳業者だけのものではありません。善人もちゃんといます。善人が目立たないだけです。
Mt.GOX事件は数ある銀行のうちの1つが強盗被害にあっただけの話です。銀行強盗が出たからといって日本円や米ドルが怪しいわけではないですね。それと同じです。マスコミの無理解が暗号通貨のイメージを悪化させているという側面もあります。そこは忘れないで下さい。
話がそれましたが、暗号通貨の特徴としては、
- 個人間決済や小額決済などが極めて安価な手数料で可能。
- やり取りで個人情報を晒す必要が無い。匿名性は高い。
- 匿名性は高いが取引履歴は世界共通の(正確に言えば暗号通貨の種類ごとに共通の)台帳に記載される。誰でも確認可能。
暗号通貨による寄付が普及すれば、無料サービスの広告依存度を下げることができるようになるので、悪徳広告業者に対して、サービス運営者側も強く出られるようになります。そうなれば、悪徳広告の追放へ繋がるはずです。ユーザーも、うざいポップアップ広告などを見ずに済むようになるでしょう。
この記事が、無料サービスと広告の関係性について、暗号通貨について考えるきっかけになれば幸いです。暗号通貨の使い方等については、本サイトの暗号通貨カテゴリの記事をご覧いただければと思います。