日本の携帯業界は大手3社のカルテル状態。格安SIMが賢い選択なことが多々ある。
投稿日:2015年11月02日
最終更新日:
格安SIMのメリット・デメリット
- とにかく安い。データ通信使い放題プランでも月額4000円そこらで済む(端末代・通話従量課金除く・業者による)。データ通信がメインならコレがおすすめ。
- インフラは大手のものを使っているから(ドコモが多い)ドコモの電波が通れば格安SIMが使える。田舎でも大丈夫。
- MNPで電話番号は持ち込めるし、新規での取得もできる。通話が少ない(着信メイン)ならメイン機での運用も十分可能。
料金を比較してみる
ここでは、大手代表として「au」、格安業者ではメジャーであると思われる「ぷららモバイル」、私が利用している「U-mobile」を比較します。
以下の条件で計算します。
- データ通信枠は3GB/月(ぷららモバイルは定額ライト(110MB/日なので月あたりに換算すると3GB)を計算に用いる)
- 端末代分割は含めない。auについてはMNPを利用するものとして計算。
- auではカケホ(通話し放題)に加入。ぷららモバイル・U-mobileは通話0分の時の料金・auの料金相当で利用可能な通話時間を記載。
- 縛りや料金が増えるオプションは用いない。
- 表示金額はずべて税込み。税率8%、小数点以下は全て切り上げ。
au | ぷららモバイル | U-mobile | |
料金 | 7776円 | 1728円 | 1707円 |
(通話可能相当時間) | N/A | 140.0分 | 151.7分 |
(通話従量課金) | N/A | 21.6円/30秒 | 20円/30秒 |
(特記事項) | 2年縛りあり | 利用開始月から6ヶ月以内に解約した場合は違約金あり | 利用開始月から6ヶ月以内に解約した場合は違約金あり |
だいたいこんな感じになります。1ヶ月あたり2~3時間以上通話するならauも検討の価値あり、そうでなければ格安SIM有利…といった感じでしょうか。実際にはコレに各種オプション料金や端末代が乗ることもあるので一概にはいえませんが、格安SIMに変更したり、新規契約するのはかなりいい選択です。端末の設定を自分でできるなら、乗り換えていいと思います。
メールはGmailなどのフリーメールを使えばOKです。LINEなんかも合わせればどうとでもなります。どのみち150Mbpsとか225Mbpsは出ません。私の環境ではせいぜい5~6Mbpsがいいところでした。これだけあれば通常のブラウジングには不自由ありませんし、YouTubeも多分大丈夫です。
また、データ通信量が3GBじゃ物足りないという人には、もっと上位のプラン(7GB)もありますし、無制限プランも有ります。値段はそれ相応に上がりますが、それでも基本料金4000円そこらで利用できるので、検討してみるといいと思います。