縦書き対応でフリーのエディタ「TATEditor」
投稿日:2015年05月14日
最終更新日:
縦書き編集に対応しており、ページ表示やアウトライン機能なども搭載しているエディタ「TATEditor」を紹介します。
概要
- 縦書き・横書き・ななめ書き対応。
- ルビ機能搭載。割注機能他様々な機能がある。
- テキストのPDF出力も可能。
詳細は以下
インストール
公式ページからソフトをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを解凍し、中身を起動しましょう。
使い方
起動後、こんな画面が表示されるはずです。表示メニューから様々な機能を設定できます。
たとえば、「表示」→「設定オプションを表示」→「Page」で傘連判を使用するか設定できます。使用すると
こんな感じになります。同じく「Property」からはもっと細かく設定を制御できます。
文字コードについて
デフォルトの文字コードはUTF-16になっています(readme.txtより)。文字コードを変更する場合は、「表示」→「設定オプションを表示」→「Property」→「その他」→「デフォルトの文字コード」で文字コードを指定します。「UTF-8」と指定すれば、(当方では)UTF-8(BOMなし)で保存されました(TeraPadでも開いて確認)。
いろいろな機能
同封のreadme.txtにいろいろと書いてあります。そこから適当に紹介していきます。
アウトライン機能
行頭の.(半角ピリオド)で判別して機能しています。
Root
├.(半角ピリオド(以下「半ピリ」)1個)文字列
| ├..(半ピリ2個)文字列
| ├..(半ピリ2個)文字列
| | ├…(半ピリ3個)文字列
こんな感じで打ったものがアウトラインツリーに表示されます。
ルビ機能
《》二重山かっこで挟まれた部分がルビになります。
ルビ機能《きのう》
こんな感じで打ちます。親文字の開始位置を指定したい場合は|(全角縦線)が使えます。全角縦線なしで《の直前が漢字の場合には、漢字が途切れるまでが親文字となります。先述の例では、この仕様を利用しています。