世代間1票の格差をどうにかするためにも、啓発活動以上にネット投票の整備が必要なのではないか。

2015年度補正予算で「低年金者」に臨時給付金を支給するという話が出ています。一部では「露骨な若者軽視」「明らかな選挙対策(訳:高齢者の票を確保したい思惑が丸出し)」みたいな感じのことを言われて大変不評ですが、私もこれはどこからどう見ても露骨な選挙対策だと思います。投票率と人口比率が共に高い高齢者に有利な政策を行えば高齢者の票を得られる(=選挙で勝てる)ので政党側が若者を軽視するのもある意味当然です。これはひどい

低年金者向け給付金よりもネット投票システムの整備にガンガン資金を投入するべし!!

  • 給付金は当然ながら単発。1回配っておしまい。ネット投票システムはある種の社会資本。インターネットが存続する限り末永く使える。メンテナンスは必要だがそれは物理的な公共事業(道路とか橋とか)でも変わらない。
  • このまま(主に若者の)投票率が低い状態が続けば、若者の声が反映されない政治として批判を浴びることは必至。ネット投票システムを整備すれば家からでも会社からでも投票できるから投票率アップに大いに貢献する。24時間投票できるのも大きなメリット。
  • 目先の選挙が大事なのはわからなくもないが、政治には長期的視点も必要。そのためには投票率アップは必須。できるだけ早期にネット投票システムの運用開始を目指すべき。

ネット投票システムを整備しないのは国家の怠惰に他ならない!!

若者の投票率が低く、高齢者の投票率が高いのは誰もが知っているであろう事実です。また、日本において高齢者の人口に占める割合が年々増加し、若者のそれが年々低下しているのも誰もが知っているであろう事実です。さて、有権者数×投票率=総投票数になるのは簡単な算数の問題ですが、高齢者の総投票数と若者の総投票数は…

  • 高齢者 人口 多い×投票率 高い= 総投票数 非常に多い
  • 若者 人口 少ない×投票率 低い= 総投票数 非常に少ない
投票率の地点で若者の声の政治への反映はかなり茨の道です。日本は今後も高齢化が進展するのは火を見るより明らかなので、それはつまり年々若者の声は高齢者によってかき消されるということになります。人口比の地点でもう確定されてしまっているあたりがますますひどい。

そうなれば、少なくとも投票率を引き上げたいところですが、現代社会は休み方も勤務時間も多様化しているので、投票所が日曜日の日中にしか開いていないのでは投票できない若者は多数発生します。期日前投票と言ってもコンビニのごとく24時間やっているわけではないので、どうしても投票できない人が発生します。これらの問題を一挙に解決できる策が「ネット投票システムの整備」なのです。

世代間格差を是正することができうる夢のシステム。それが「ネット投票システム」です。これを整備しようとしていないとしたらもはや民主主義国家としての恥であるとすら思えます。

選挙は自らの利益を守るための決戦。投票は自らの利益を守るための意思表示。

日本の政治はますますきな臭く、ますます高齢者重視に偏っているのかもしれません。だからこそ老いも若きも皆選挙に行き、自らの意思を示し、利益を守る・勝ち取るために戦わなければならないのです。普通選挙が行われるまでに、血で血を洗う惨劇もなかったとはいえません。この度選挙権が18歳以上の国民に与えられるように法律が改正されたのは誰もが知っていると思います。健全な政治ができるかどうかを決めるのは有権者が選挙に行くかどうかにかかっているとも言えるでしょう。そうであるならば、選挙には毎回必ず投票するべきだと思います。自らの利益のためにも。未来の幸せのためにも。

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