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人類は活動範囲を押し広げてきた。地上400kmのISSでノウハウを蓄積し、月への再上陸や火星有人探査を行い、活動範囲をさらに広げるだろう。

投稿日:2016年11月06日
最終更新日:

人類は誕生以来、先人たちの努力によって地上での活動範囲を拡張し続けてきました。今では絶え間ない補給と人員交代によって南極に滞在し、調査研究を行うことも可能になりました。そして、人類は新たなフィールド、すなわち宇宙へと足を踏み入れます。現在は地上400kmにとどまっていますが、将来的には火星有人探査を行うはずです。

もくじ

  • 地上を駆ける人類…地球上で使用可能な土地を広げる
  • 宇宙(月)を目指す人類…冷戦下の宇宙開発競争、そして月探査へ
  • 宇宙(月以遠)を目指す人類…ISS建設、火星有人探査構想
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人が集まればいじめが発生する可能性は常にある。「いじめゼロ」を目指そうとしても、発生したいじめを隠蔽してしまい、結局被害者が救済されないのが悩ましいところ。

投稿日:2016年11月05日
最終更新日:

学校などでは「いじめをなくそう」という目標が立てられることもありますが、「いじめゼロ」を目指したがためにいじめ被害者が救済されないという本末転倒な事態には陥らないようにしなければなりません。

「いじめ報告件数ゼロ」を目指してしまうと、事案が発生した時に「報告したら怒られるからマニュアルの解釈を変えるなりして報告せずに隠蔽しちゃおう」となりかねない。真にいじめ被害者を救済できる・いじめ被害者を出さないための対策を立てなければならない。

  • 「我が校はいじめ報告件数ゼロを目指す」なんてことになってしまったら、いじめ一歩手前の事態が発生がしたとき、「報告すると面倒だ。隠蔽しよう」ということになりかねない。もちろん本当にいじめ(という名の犯罪)が発生したときも隠蔽されてしまう。結局被害者は学校から見捨てられ、警察に被害届を出すしかなくなってしまう。
  • いじめ対策は、本来被害者を救済するために(被害者を出さないために)行われるはずだ。それなのにいじめを隠蔽し、被害者のためにならない方針を立てていては意味がない。「いじめゼロ」の方針は被害者を救うはずが逆に被害者を殺してしまうおそれがある。それだったら「いじめが起きたら例外なく警察に被害届を出し、加害者を出席停止にする」というマニュアルを配布したほうがまだ被害者を救済できる可能性が高いだろう。
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USBメモリなどのフォーマット形式についてメモ

投稿日:2016年11月04日
最終更新日:

USBメモリや外付けHDDなどのフォーマット形式(ファイルシステム)についてのメモ書きです。

もくじ

  • FAT32…多くのOSで使用可能、ただし不便な点も多し
  • NTFS…Windowsのみで使用するなら最安定の形式
  • exFAT…FAT32の各種制約を解消した後継規格
  • 余談…アロケーションユニットサイズについて
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エストニアは「領土をロシアにふんだくられても国家を残すため」に電子政府を発達させたらしい。国家として本気になれば政府の電子化は可能ということか。

投稿日:2016年11月03日
最終更新日:

エストニアは北ヨーロッパにある人口130万人程度の小国ですが、世界トップクラスの電子政府システムを持っています。自分のIDで納税も投票もできるとのことですから、IT技術の進歩具合は相当なものでしょう。

もくじ

  • エストニア(バルト三国)の歴史と電子政府
  • 日本も見習うべきエストニアの電子政府
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誰かのことを助けるためには、まず助ける側に余裕が必要だ。自分の生活がきちんと出来てこそ、人を助けることができる。

投稿日:2016年11月02日
最終更新日:

誰かのことを助けようと思ったら、まずは自分がきちんと(それなりの余裕を持って)生活出来ていることが必要になります。そもそも自分の生活が立ち行かない状況だったり、かろうじて生活を維持できている状態でも余裕がなければ、自分の持てるリソースを他人に振り向けるには無理があります。

自分を犠牲にして人を助けることは持続不可能だ。自分を犠牲にしない範囲での人助けならば長続きしやすい。

  • 自分に余裕が無いのに「他人を助けろ」と言われてもそれは無理だ。他人を助けるためには、まず自分に余裕がなければならない。経済的な余裕も必要だし、時間的な余裕も必要だ。人助けは自分の生活を損なわない範囲でのみ成り立つ。
  • こんなことを書くと私が血も涙もない人間だと思う方もいるかもしれないが、自己犠牲による人助けは持続不可能である。ナイチンゲールも「構成員の自己犠牲のみに頼る援助活動は決して長続きしない」と考えていたそうだ。自分が食べるご飯もない状態で他人にご飯を分け与えることなどできるわけがない。自分が食べるご飯がきちんとあってこそ、他人にご飯を分け与えることができる。
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租税や社会保険料等の負担は、所得が増加するとともに増していくものでなければならない。単調増加でなければ逆転ゾーンが発生し、不公平になってしまう。

投稿日:2016年11月01日
最終更新日:

主婦などが「130万円の壁」「106万円の壁」で大騒ぎしているのは、この壁を超えたとき、一時的に壁を超える前よりも手取りが減ってしまう「逆転現象」発生ゾーンが存在するからです。租税や社会保険料などの負担は、所得が増えるに従って負担が増えるスタイルであるべきです。逆転ゾーンは無くさなければなりません。

租税や社会保障などの負担が単調増加になっていないから、手取りを確保するために労働時間を抑えざるを得ない人が発生してしまう。逆転ゾーンが発生しないようにシステムを改めるだけでも、いくつかの問題は解決できるのでは?

  • 現在のシステムでは、「130万円の壁」「106万円の壁」を超えてしまうと手取り収入が壁を超える前よりも少なくなってしまうゾーンがある。たくさん稼いだら逆に手取りが少なくなってしまうというのは無茶苦茶だ。将来の年金よりも目先の現金を選ばざるをえない人は、労働時間を抑えて収入を抑えることになる。
  • 税金や社会保険料の計算式を改め、税引前収入の増加に従って手取りと負担が増え、逆転現象が発生しないようにすれば、目先の現金のために労働時間を調整する必要はなくなる。これまでは労働時間を抑えていた人も、可能な範囲で労働時間を増やせるようになり、手取り収入を増やせる。また、労働時間を調整する人が減れば、国としても税収を増やせるはずだ。不公平の是正で税収が増えるなら、国にとっても悪い話ではないだろう。
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