学校のPTAはもっとスリム化すべき。やりたい人だけやればいいと思う。義務化するから人が集まらない。

日本の学校ではつきもののPTA。様々な役職が義務化されていてうんざりな人もいるのではないかと思います。しかし、実はPTAも任意加入の団体なのです。そして学校とは別個の存在です(建前上は)。

PTAは本当に必要な仕事だけに絞ってスリム化すべき。

  • もはや共働き世帯が多くなり、シングルマザー(ファザー)も増えてきている中、従来型のPTAを維持することはかなり難しくなっている。
  • PTAで行うことをほんとうに必要なことだけに絞り、役員も最小限に抑えてもいいのではないか。小さくともスピーディーな組織。
  • なぜか平等至上主義になることもままあるが、PTAは任意団体。ゆるーく活動するのが本来の姿。義務化はせず、やりたい人がやればいいのではないか。

義務化する→人が来ない→役職割当の徹底→もっと人が来ない→もっと役職割当を徹底…(以下無限ループ)は直ちにやめよう!!

PTAはあくまでも任意団体であり、加入する義務はありません。詳しくはPTA – Wikipediaを参照してください。PTAはあくまでも任意団体です。加入する義務はありませんし、加入しない自由も当然存在します。

…が、しかし!!実際のところは子供が入学すると同時に保護者は早速PTAの役員ぎめ、というところもまれによくあるようです。「任意加入」の前提をど初っ端から無視した組織運営であると言わざるを得ません。というかPTAが「任意加入」で「学校とは別立ての組織」であることを知っている保護者がどれくらいの割合なのか。よくわかりません。強制的に役職を割り当て、さらには「どの保護者も1回は何かの役職について(仕事して)ください(お願い口調でも強制・義務なのは言わずもがな)」なんてところも。これでは保護者がPTAに良いイメージを持たなくなるのも当然でしょう。

そして、どこの組織に似たのか知りませんが、PTAはやたらめったら「公平」を好みます。同じ人が会長をやるのは1回まで。とか、全員最低1回は何かしら仕事をする。とか。「任意加入」の前提は遥か彼方に飛んでしまったようです。そして前例を変えようとすればお約束の前例至上主義のお方が抵抗して、結局肥大化した仕事はスリムにならず、肥大化したまま活動は盛り下がっていくのです。会長をやりたい人が6回続けてやっても問題はないと思います。あくまで任意団体ですから。複数名が立候補したらそれこそ民主主義的な決め方をすればいいだけの話です。義務化するよりもあくまで自由意志に任せたほうがうまく回るでしょう。

PTAはあくまでも「任意加入」。仕事をスリム化して、やりたい人が自由意志でやるようにしよう。

何度も繰り返しますが、PTAはあくまでも「任意加入」であり、やりたい人がやればそれでいいわけです。平等至上主義は不要です。現代は子供のみならず保護者だって多様化していますから。事情に合わせて、出られるときだけゆるく活動すればいいんじゃないかと。

人間なんでも義務化されたらやる気が失せます。しかし、自分の意志でやろうと思ったことはそれなりに続きます。なので、役職の義務化は直ちにやめ、必要な業務だけに絞ったら、あとはPTA活動に積極的な人に任せて、ゆるく関わっていくのはいいのではないでしょうか。

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