訪日外国人向け無料Wi-Fiサービスを日本人も使えるようにして欲しいと思うのは私だけだろうか
投稿日:2016年03月26日
最終更新日:
無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)はインフラの一つとも言える時代。国籍を問わず使えたほうが便利なはずだ!!
- スマホユーザーは(通信量無制限プランを契約しない限りは)モバイル通信の通信枠問題に悩まされる(し、スマホ通信向けの電波も不足するおそれがないとはいえない)。無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)を整備することによって、モバイル通信の通信枠問題に悩まされることは減るし、トラフィックをWi-Fi(固定回線)に流せるからモバイル通信をより快適に使えるようになるだろう。無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)はもっと整備すべきインフラの一つ。
- 無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)の利用者を外国人のみに絞る理由がわからない。国籍を問わず使えたほうが便利なはずだ(日本人にも開放すべきってこと)。技術的にも接続してくる端末の利用者の国籍を判定するシステムは無いほうが楽に設置できるはず。
スマホを使う限りモバイル通信枠問題はつきまとうし、モバイル回線の混雑もひどい。無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)を整備することで、モバイル回線の混雑を緩和する効果が期待でき、スマホ等はより快適に使えるようになる。
スマホは大変便利なものです。なにか気になることがあれば外出先でもすぐに検索できますし、YouTubeやニコ動なども視聴できます。地図アプリは初めての土地に行くときなどの心強い味方になりますし、テザリング機能もあるので外出先でノートPCを使うときなどにはモバイルルーター代わりにも使えます。かく言う私もスマホユーザーです(使用端末はZenfone5・通信業者はU-mobile)。外出時には地図アプリ(もっぱらGoogle Mapを利用)を使うことも多いですし、2016年2月頃に家庭内無線LANが使えなくなった時にはテザリングでPCのネット接続を維持しました(この時はたった2日ほどでモバイル通信枠を1.6GBほど使いました。当方は月3GBのプランを使用しているので2月はモバイル通信がかなり圧迫されました。しかし通信枠上限には到達せず)。しかし、スマホ利用者が増えるに従ってデータ通信利用量も増加し、モバイル回線は場所にもよりますがかなり混雑してきたようです。
モバイル通信が混雑して通信速度・品質が低下するのは、まあ仕方がないことかもしれません。しかし、スマホ利用者が滞在するところ(ショッピングモール、電車、駅、空港などなど)に誰でも使える無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)を整備すれば、モバイル通信の混雑は緩和することができます。無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)が使えれば、スマホのデータ通信はWi-Fiを介して固定回線に流せるのでその分モバイル通信で処理するデータ量が減少し、モバイル通信の方も快適に使えるようになります。また、Wi-Fiにスマホのデータ通信を流せばスマホをガンガン使ってもモバイル通信枠は食いつぶさないので通信規制は発動しない…という効果もあります。普通のスマホユーザーからしてみれば通信規制回避のほうが無料Wi-Fiを使うメリットかもしれません。
インターネット環境は(少なくとも私の実感では)かなり普及しているのではないかと思います。日本でのスマホユーザーも増加し、訪日外国人(観光客)の中にもスマホユーザーがかなりの割合で存在すると思われる現状では、無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)もまたインフラの一つといえるのではないかと思います。無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)がもっと整備されれば、モバイル回線の混雑も緩和されることが期待できますし、観光に訪れる人も(国籍問わず)スマホ等が使いやすくなるでしょう。参考リンク→進化の止まらない公衆無線サービスに無料で1ギガの高速通信&無料電話が可能な「LinkNYC」が誕生 – GIGAZINE無料で通信速度1Gbpsとは(規格値でも)夢のある話です。嗚呼羨ましい
(国籍を問わず)誰もが使える無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)はもっと整備されるべき!!
訪日外国人が利用可能な無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)が整備されることは、観光立国を目指す上で非常に重要な事であり、また大変良いことだと思います。しかし、無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)から日本人を排除する必要はないはずです。FREE Wi-Fi PASSPORT(ソフトバンク提供)では、
利用されるデバイス(パソコン・スマートフォン・タブレットなど)のご契約により、「FREE Wi-Fi PASSPORT」の利用可否が異なります。と言った感じで日本人(と日本在住で日本の通信事業者と契約している外国籍の人)がインフラから排除されてしまっています。なんということでしょう。無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)が必要なのは観光客も居住者も同じはずなのに。技術的にも端末利用者の国籍を判別する手間は無いほうが良いと思うのですが。国籍に関係なく(日本人でも外国人でも)無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)を利用できればより便利になるはずです。[FREE Wi-Fi PASSPORT]日本に長期滞在している外国籍の人は利用できますか? | モバイル | ソフトバンク
- 海外の通信事業者(SIM)で契約している場合:利用できます。
- 日本の通信事業者(SIM)で契約している場合:利用できません。
無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)は、観光客向けの「サービス」としての側面がある一方で、モバイル回線の混雑を緩和し、もはや生活に必要不可欠なインターネットを快適に使えるようにするために必要な「インフラ」としての側面も有ります。私としては、国籍関係なく誰もが利用可能な無料Wi-Fi環境(公衆無線LAN)をもっと整備する必要があるのではないかと思います。ちなみに、Japan Connected-free Wi-Fiでは「訪日外国人向け」を謳っていますが日本人でも使える無料Wi-Fiアプリを提供しています(アプリ本体もきちんと日本語に対応してます)。