OSやブラウザのシェアをグラフで閲覧できるサイト「StatCounter」
投稿日:2016年07月16日
最終更新日:
もくじ
- StatCounterの概要
- 基本操作
- OSのシェアを確認する
- ブラウザのシェアを確認する
- 使い方(ブログ記事執筆者向け)
StatCounterの概要
StatCounterは、ハードウェア(プラットフォーム)別に(あるいは全部ひっくるめて)OSやブラウザ、検索エンジン、モニターサイズなどのシェアをグラフ化して表示するサイトです。統計情報はデバイス別に表示したり、調査対象地域を限定して表示したり、対象の期間をある程度柔軟に設定して表示させることができるのでなかなか便利です。自分が使用しているOSやブラウザなどのシェアを知りたい時や、なにか記事を書く上でブラウザやOSなどのシェアの資料が必要なときなどに活用しましょう。
基本操作
まずはStatCounter TOPページにアクセスしましょう。
こんな感じの画面が出てくると思います。画像でも解説しているように、
- Stat: で閲覧する統計(ブラウザシェア、OSシェア)及び対象ハードウェア(スマホ、タブレット、PCなど)を選択
- Region: で統計の対象地域を選択
- Period: で統計の対象期間を選択
OSのシェアを確認する
それではデスクトップOSのシェアを確認してみましょう。「Platform:」では「Desktop」のみを選択(ここで「Mobile」や「Tablet」を選択すればスマホやタブレットを計算に入れることもできる)し、「Statistic:」では「Operation System」を選択しました。
「Period:」で期間を2011年5月~2016年5月にしてみました。2011年前期まではWindowsXPがしぶとくトップシェアの座を守りぬき、その後はWindows7の独走態勢が続いている感じです。2015年後期にはWindows10アップグレードの大攻勢の影響もあっていよいよWindows7のシェアが明らかに低下し始めましたが、それでもなお2016年5月地点で4割以上を占めてTOPに君臨し続けているあたり、Windows7がXPの真の後継者であることを物語っているといえるでしょう。
ブラウザのシェアを確認する
今度はブラウザのシェアを確認してみましょう。「Platform:」の選択はOSの時と同じです。「Statistic:」で「Browser」を選択すれば、ブラウザ別のシェアを表示できます。「Browser Version」を選択すれば、ブラウザのバージョンごとに表示されるようになります。
OSの時と同じく期間を2011年5月~2016年5月に設定した時のグラフです。Internet Explorerの凋落が激しく、代わりにGoogle Chromeが台頭しています。Firefoxもシェアは低下していますが、そのペースはIEよりも緩やかです。それもあってかIEとのジリ貧耐久レースに勝利してシェア2位に躍り出ました(トップとの差は絶望的ですが…)。SafariやOperaは低空飛行を続けていますが、コアなユーザーが居るようなのでグラフから消え去らずに残っている感じです。
使い方(ブログ記事執筆者向け)
自分のWEBサイトで使用したいグラフを出させた状態で、
- 「Save Graph Image」を選択すれば、グラフの画像(PNG)をダウンロードすることが出来ます。
- 「Download Data」を選択すれば、CSV形式で情報をダウンロードすることが出来ます。
- 「Embed HTML」では、グラフをWEBサイトに貼りこむHTMLタグを取得できます。