SIMフリースマホ+MVNO(格安SIM)で通信費を節約するときの手順書(自分用)
投稿日:2017年06月02日
最終更新日:
もくじ
- Step1.大手キャリアとMVNOのどちらが有利かを比較検討
- Step2-1.SIMフリー端末の機種選定・調達
- Step2-2.回線業者の選定・契約
- Step3.使用開始
Step1.大手キャリアとMVNOのどちらが有利かを比較検討
まずは自分が現在使っている業者の料金プランと利用状況(通話時間・モバイルデータ通信量)を確認しましょう。私個人の見解としては、
- 大手キャリアはたくさん通話する人には有利(カケホーダイ等がある)だが、通話しない人は高い基本料金+データ料金を支払うことになる
- MVNOは通話しない人には有利(電話番号がないorあっても通話料金は従量制で基本料金低め)だが、たくさん通話する人は通話代が高くつく
業者を乗り換える前に、まずは自分のスマホの使い方を思い出し、乗り換えで幸せになれるのか、幸せになれるとしてどの業者に乗り換えれば幸せになれるかを考える必要があります。例外はありますが、概ね以下のパターンのいずれかに当てはまる人が多いと思われます。なお、MVNOの場合、通話料金は20円/30秒(1分話したら40円)の場合が多いです。
- 通話全くしない(電話番号不要)・データ通信量(任意)→MVNOのデータ通信専用プランが吉
- 通話少なめ・データ通信量(任意)→MVNOの電話番号付きプランを検討する価値あり
- 通話たくさん(1回あたりの通話時間は3~5分程度)・データ通信量(任意)→かけ放題プラン付きのMVNOを探すのもアリか
- 通話たくさん(1回あたりの通話時間も長い)・データ通信少量→大手キャリアでの契約を続行したほうがいいかも…
また、MVNOは様々な経費を削減することで低価格を実現していますが、その分ユーザーサポートが犠牲になっている面は否めません。良くも悪くも自己責任の世界です(その辺はLCC…格安航空会社に似ているといえます)。Google大先生の力を借りても初期設定を自力で行うことができなかったり、軽微なトラブルにも対処できないような人にはあまりおすすめできません。そのへんはよく考えて決めましょう。
参考リンク
Step2-1.SIMフリー端末の機種選定
MVNOに移行するにあたって、現在使用している端末を使いまわせるのであれば使いまわしてもいいでしょう。自分の端末に対応しているSIMカードを送ってもらえばいいだけの話です。しかし、スマホ本体を買い換えるのであれば、是非ともSIMフリー端末を購入するべきです。端末選びについては、各自の利用スタイルや予算に合わせて適切なものを頑張って選定しましょう。
問題は端末をどこで購入するかです。考えられるのは、
- 店頭で購入
- インターネットで購入
- 回線業者がSIMカードとセットで売っている端末を購入
- 端末メーカーの公式サイトで新品を購入
- 端末メーカーの公式サイト以外で新品or中古品を購入
メーカー公式サイトの例
Step2-2.回線業者の選定・契約
回線業者の良し悪しは、スマホを快適に利用できるか否かを左右する非常に重要な要素です。口コミ等も参考にしつつ、自分の利用パターンに合った業者とプランを選定しましょう。また、MVNOでも最低利用期間を定めているところはあるので気をつけましょう(とは言え、最低利用期間を過ぎさえすればいつでも違約金無しで解約できるところも多いのでそこまで気にしなくても大丈夫です)。いずれにせよ、申し込む前には利用条件の確認をしっかり行いましょう。条件の事前確認を怠ることは死ぬことと同義です。
プラン選定例
- データ通信はたくさん使うが、通話はほとんどしない(とは言え電話番号は必要)→データ通信枠は大きめor使い放題のプランを選定。音声通話付きのプランにはするがかけ放題オプションは不要
- データ通信専用で使う。音声通話は要らない(ガラケー+スマホの2台持ちなど)→データ通信専用プランで利用料金を抑えるべし(通信枠の大きさは利用スタイルに合わせて決めること)
- データ通信も音声もガンガン使う→データ通信枠は大きめor使い放題のプランを選定。通話時間次第ではかけ放題オプションを付けた方が安くなるかも。
業者例
Step3.使用開始
端末とSIMカードが手元に届き、スマホの初期設定が済めばいよいよ利用開始です。初期設定の手順については機種及び回線業者によって異なる部分が出てくるので、各自取説やGoogle大先生の力を借りてがんばってください。それでは、良きMVNOライフを。