さくらレンタルサーバーでファイル一覧(Index of)を表示させない方法を2つ紹介
投稿日:2015年06月09日
最終更新日:
さくらレンタルサーバーでは、参照するフォルダ内にインデックスファイル(index.htmlやindex.phpなど)がない場合は、ファイル一覧(Index of)が表示されます。しかしこれは、セキュリティ上あまりよろしくないので、Index ofを表示させない設定を施す方法を紹介します。
2つのやり方
- 1.ファイルマネージャーから設定する(サクッとできる・楽)
- 2.Index ofを表示させない階層にindex.htmlを設置する(面倒)
詳細は以下
1.ファイルマネージャーから設定する(サクッとできる・楽)
楽に全体設定できるので、特殊な事情がない限りはこちらを推奨します。
サーバーコントロールパネルから、ファイルマネージャーに入ります。
ファイルマネージャーでルートディレクトリ(/home/ユーザー名/www)を参照していることを確かめ、表示アドレスへの操作→アクセス設定
「indexファイル」の設定で、「ファイルが存在しない場合の動作」を「アクセスを拒否する」に設定し、OKすれば、設定完了です。
2.Index ofを表示させない階層にindex.htmlを設置する(面倒)
こちらはやや面倒なやり方になります。Index ofを表示させたくないすべてのディレクトリに、空っぽのindex,htmlを設置し、アクセスしても空白のページしか表示されないようにします。一部のディレクトリだけIndex ofを表示させたいなど、特殊な場合にはこちらを採用します。
空っぽのindex.htmlの作成
当方はindex.htmlで行いますが、別にindex.phpでも構いません。ぶっちゃけ「index.htmlというファイル名のファイルがそこに有る」事が重要なので、内容は一切なしでもいいです。極論すれば適当な半角英数字一つだけのファイルでもいいので、テキストファイルを作成し、index.htmlというファイル名で保存してください。
[PHP]
[/PHP]
↑私はこんな感じのファイルを設置しています。
index.htmlの設置
作成したindex.htmlを、ファイル一覧を表示させないディレクトリ(/home/ユーザー名/www 以下)全て(サブディレクトリ含めて)に設置します。
/home
├/ユーザー名
├/www(Index ofを出さない)
|└index.html
|
├file1(Index ofを出さない)
| |└index.html
| └subfile1(Index ofを出す)
| └任意のファイル(インデックスファイルを置かない)
└file2(Index ofを出さない)
|└index.html
├subfile2(Index ofを出さない)
|└index.html
└subfile3(Index ofを出さない)
└index.html
こんな感じで、/www以下(ネット公開される)のIndex ofを表示させたくないディレクトリ全てに(www自身も含めて)index.htmlを設置するので、かなりの労力を要求される可能性もありますが、やり方の一つとして、覚えておいて損はないと思います。