カテゴリ:労働・雇用関連
投稿日:2016年12月27日
最終更新日:
軍隊ならずとも、職場には往々にして上下関係があり、部下は上から降ってきた仕事を断れないことがままあります。そのような中で、何らかの強権を発動できる人(役職が上の人)は、部下やその他立場が弱い人を守るために、持っている権限をきちんと使う義務があるはずです。
もくじ
- 理不尽な顧客・どうしようもない指示にノーを突き付けなければ、末端の人がどんどん苦しくなる。末端の人に拒否権がない限り。
- 末端に拒否権がないならば、権力者が理不尽な顧客・どうしようもない指示にノーを突きつけ、ブラック労働の原因を絶たねばならない。その権限は、下々の者を守るためにある。
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年12月18日
最終更新日:
お金だけあっても時間がなければ、お金を思うように使うことは出来ません。また、時間だけあってもお金がなければ出来ることは自ずと制約されます。お金と時間はどちらかを完全に犠牲にしてどちらかを手に入れるものではなく、両方を使えるようにしなければならないものです。
もくじ
- お金がなければ使うことは出来ないが、お金を使うためには時間が必要。長時間労働が消費を妨げ、経済成長を妨げている。
- 長時間労働は身体にとっても社会にとっても劇薬である。個人が時間とお金の両方を持てるようにしなければ、経済は成長しないし過労死も無くならない。
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年12月16日
最終更新日:
久しくストライキがニュースの種になることは無かったような気がしますが、日本の労働者が完全に死に絶えたわけではありませんでした。2016年12月4日に、川崎鶴見臨港バスの労働組合が労働条件の改善を目指して24時間ストライキを実行したのです。ストライキは労働者に認められた正当な戦い方です。
もくじ
- ストライキは労働条件を改善するための交渉手段の一つ。労働者が自らを守り、よりよい生活を実現するためには必要なものだ。
- 川崎鶴見臨港バスの労働組合がストライキを決行した背景…長時間労働を解消するために
- ストライキ発生時、批判されなければならないのは経営者サイドであり、労働者ではない。ストライキには「会社側は労働条件改善しろよ」と反応するのが正解だ。
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年12月09日
最終更新日:
労働基準法では、1週間あたりの労働時間を「40時間まで」と定めています。本来ならば、残業させることそのものが「犯罪」です。いかにサブロク協定を締結していても長時間残業は問題ですし、残業代をきちんと支払っていないと言うならば問答無用で粛清されるべき事案です。
もくじ
- 勤務間インターバル規制もなければ、サブロク協定で定めることが出来る残業時間の上限もゆるゆる。これでは長時間労働がのさばるのも無理はない。
- 労働者が会社と戦おうにも限界がある。法律と取り締まりシステムによって労基法違反を殲滅し、労働者を守らねばならない。
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年12月06日
最終更新日:
労働基準法があっても、それを破る企業(ブラック企業)は存在します。ブラック企業が労働者を脅かすのならば、労働者にもブラック企業と戦うための盾と剣を持たせ、その使い方を教えなければなりません。労働者が非武装なままでは、無法者に搾取されるだけです。
もくじ
- ルールを破る会社がある限り、戦い方(援軍の呼び方・逃げ方)を教えなければ労働者を守ることは出来ない
- 子どもにも大人にも、労働基準法とブラック企業への対処法を浸透させなければならない
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年11月29日
最終更新日:
日本の学校は、生徒の学校外での行動を校則で縛ったり、学校外での事件にも介入しようとしたりすることがあります。しかしそのようなことは、生徒のためにも学校という組織のためにも良くないと考えます。個人と組織はきちんと切り分けるべきです。
もくじ
- 生徒は自由を奪われ、学校は余計な仕事を背負い込む。生徒の学校外での行動に学校が口出ししても、お互いが不幸になる。
- 「個人の時間」と「組織に所属して動く時間」は厳密に分けなければならない。個人の自由を守るためにも、組織を殺さないためにも。
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投稿者名:
Koguma