カテゴリ:現代社会へ思うこと

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子どもの貧困対策として、「給食無償化」はそれなりに有効である。親の経済力にかかわらず子どもが飯を食えるシステムは必要だ。

投稿日:2017年01月08日
最終更新日:

子どもの貧困問題を放置してしまえば、将来の納税者がまともに育ちません。それによる社会的損失を発生させないためには、親の経済力に関係なく子どもが貧困に苦しまないシステムが必要です。子どもの貧困対策として、また子育て支援として、「給食無償化」は必要であると考えます。

もくじ

  • 親の経済力が無いことで子どもが貧困に苦しむシステムを放置したままでは、社会的損失は拡大する。
  • 給食無償化に限らず、子育て支援・教育を充実させなければ少子化は止まらないし、将来の納税者も育たない。
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ゼロ成長では、国民が分け合うパイが大きくならない。経済成長がなければ次世代へ投資するカネも社会保障に使うカネも出てきやしない。経済成長は必要だ。

投稿日:2017年01月06日
最終更新日:

バブル経済崩壊以後、日本は経済がほとんど成長しない時代に突入してしまいました。朝日新聞は「低成長の何が悪い」とでも言いたげな社説をブチ上げましたが、私は「経済成長は絶対に必要である」と信じています。

もくじ

  • 日本で「所得の再分配」がうまく言っていないのは事実。だが、経済というパイを大きくしなければ、そもそも再分配する余裕ができない。
  • 次世代への投資を行うためにも、社会保障を再構築するためにも、財源が必要。そしてそれを用意するためには経済成長が必要不可欠。低成長のままでは問題がある。
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「競技のスポーツ」と「教育・楽しみの運動」は厳格に切り分けなければならない。この2つを無理やり混ぜた結果、部活問題が生まれたとも考えられる。

投稿日:2017年01月02日
最終更新日:

2017年1月現在、日本の学校で行われている部活動(特に運動部)の一部では、「とにかく大会で勝つこと」を目的に過酷(労基法何それおいしいの状態)な練習を行っています。しかし過去には、運動部に全国大会がなかった時代もあるのです。「競技」と「教育・生活」をごちゃ混ぜにした結果、現在のブラック部活が形成されてしまったのかもしれません。

もくじ

  • 「競技」と「教育・楽しみ」の違いについて定義する
  • 運動部が「教育・楽しみ」中心から「競技」絶対主義へと変質した経緯
  • 「競技」と「教育・楽しみ」を学校内で共存させることは難しい。部活全廃は出来なくとも、せめて「競技」の部分だけは学校から切り出さねばならない。
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自分たちで法律を作れる議員ならともかく、公務員の給料を安易に削るのはマズイ。公務員にストライキが認められていない以上、ストライキをしなくても大丈夫なくらいには高い給料が必要。

投稿日:2016年12月31日
最終更新日:

国や自治体の財政が悪化すると、どこからともなく「公務員の給料を削れ」という声が聞こえてくることがあります。しかし、労働三権が制限されている公務員の給料を安易に削ってしまっては、ブラック企業に対して悪い見本を見せてしまうことになりかねません。ストライキが出来ない人間には、ストライキをしなくても大丈夫なくらいの高給が絶対に必要です。

もくじ

  • (法的に)ストライキが出来ない公務員
  • ストが出来ない公務員の労働条件を守るシステム
  • ストも副業も出来ないならば、それらをしなくても大丈夫なくらいには高い給料を出さねばならない。公務員に限らず。
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労働基準法を破り、人を殺してしまった罪は重い。電通ならずとも、「労基法違反=社員を奴隷扱いしている」の恒等式が例外なく成り立つ。

投稿日:2016年12月30日
最終更新日:

2015年電通事件では女性社員が過労によって自殺してしまいました。電通とその幹部は労基法違反で書類送検され、ついには社長が引責辞任することになりました。労基法違反は、場合によっては殺人と捉えられてもおかしくない重罪です。電通ならずとも、「労基法違反=社員を奴隷扱いしている」の恒等式が例外なく成り立ちます。異論は一切認めません。

もくじ

  • 労働基準法は「人間らしい働き方」の最低基準。どのような理由があろうとも、これを破ることは認められてはならない。
  • 「労基法違反=社員を奴隷扱いしている」の恒等式は絶対に成り立つ。使用者の属性にかかわらず、雇用形態関係なく。
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何らかの強権を発動できる人間は、部下やその他立場が弱い人を守るために、持っている権限を正しく積極的に発動する義務がある。部下が定時に帰れるように仕事をセーブするのは上司の義務だ。

投稿日:2016年12月27日
最終更新日:

軍隊ならずとも、職場には往々にして上下関係があり、部下は上から降ってきた仕事を断れないことがままあります。そのような中で、何らかの強権を発動できる人(役職が上の人)は、部下やその他立場が弱い人を守るために、持っている権限をきちんと使う義務があるはずです。

もくじ

  • 理不尽な顧客・どうしようもない指示にノーを突き付けなければ、末端の人がどんどん苦しくなる。末端の人に拒否権がない限り。
  • 末端に拒否権がないならば、権力者が理不尽な顧客・どうしようもない指示にノーを突きつけ、ブラック労働の原因を絶たねばならない。その権限は、下々の者を守るためにある。
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