Windows10の情報収集・送信機能を無効化するソフト「Destroy Windows 10 Spying」

Windows10に搭載されている情報収集・送信機能はプライバシー設定で無効化できますが、その際には一括で無効化してくれるツールを使用すると便利です。その一つに「Destroy Windows 10 Spying」があります。

もくじ

  • ソフトの概要
  • 使い方
  • あとがき

ソフトの概要

このソフトは、Windows10に搭載されているユーザー情報収集・送信機能を無効化するためのものです。ワンクリックで一気に無効化していくことができます(完全に無効化し尽くすのは難しいかもしれませんが)。メニューは日本語化されており、英語を読めなくても安心して利用できます。なお、このアプリには実行前の状態に戻す機能は搭載されていません。戻す場合はWindowsの「復元ポイント」を使いましょう。

使い方


まずはダウンロードページにアクセスしてソフトをダウンロードしましょう。「DWS_Lite.exe」という名前のファイルが生成されるはずなので、(ウイルス対策ソフトの常駐を切った後に)そちらをダブルクリックしましょう(UACが反応します)。


起動したら、設定タブに切り替えましょう。特に弄るところはありません。「Windows 10 metroアプリを削除する」のチェックボックスをオンにすると、Metroアプリが削除されるのでご注意下さい。


設定が済んだら、メインタブに切り替えて「Destroy Windows 10 Spying」ボタンを押します。


しばらく待てば、こんな感じのメッセージが出るので再起動しましょう。再起動後、設定が有効になります。

参考サイト

あとがき

Microsoftとて民間企業ですから、きちんと利益を出さなければならないのは重々承知です。Windows7のサポート期限が2020年1月に終了するため、その前にユーザーをWindows10に誘導したくなる気持ちも分かりますし、無償アップグレードのオプションを用意したあたりはこの上なく太っ腹だと思います。しかし、移行先たるWindows10の出来がひどすぎます。スパイウェアまがいの機能を標準搭載したり、Windows Updateの挙動をユーザーが制御出来ない(しにくい)ようにしたり、挙げ句の果てにはユーザーの了解も取らずに勝手に再起動テロをかまして作業中のデータを雲散霧消させる糞仕様をデフォルト設定にしたり。これはひどい。

このようなひどすぎる出来のOSにユーザーを強引に誘導しようとしても、ユーザーのWindows(10)離れが加速するだけだと思います。Windowsはもともと神OSとダメOSが交互にリリースされるという話はそこそこ知られており(2001年以降にリリースされた神OS…XP,7 同ダメOS…Vista,8 微妙OS…8.1)、このサイクルから考えればそろそろ神OSが来てもおかしくない(むしろそうでなければ困る)タイミングなのですが…現状ではWindows10の個人的評価は(ダメOSに近い)微妙OSといったところでしょうか(先日の再起動テロの影響を排除すれば。再起動テロを考慮すれば速攻でダメOS認定)。とりあえずWindows10へのアップグレードから1ヶ月が経過する前にWindows7に戻すつもりです。

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