ペーパーウォレットの秘密鍵をインポートしてMonacoinを取り出す手順

Monacoinのペーパーウォレットは、紙ベースでMonacoinを保存します。しかし、実際にMonacoinを使用する場合は、ペーパーウォレットからMonacoinを取り出す必要があります(取り出さないとインターネット上での送金ができない)。このページでは、ペーパーウォレットの秘密鍵をインポートしてMonacoinを取り出す手順を解説します。

もくじ

  • 必要な物リスト
  • ペーパーウォレットからMonacoinを取り出す手順(Windowsの場合)
  • ペーパーウォレットからMonacoinを取り出す手順(CentOSの場合)

必要な物リスト

ペーパーウォレットからMonacoinを取り出す際には、以下のものが必要になります。

  • Monacoinのペーパーウォレット(秘密鍵の文字列)
  • Monacoinの公式クライアントアプリを実行できるPC
  • Monacoinの公式クライアントアプリ
Monacoinの公式クライアントアプリのインストール方法及び基本的な使い方については、Windows向けの解説CentOS向けの解説があるので、そちらを参照してください。

ペーパーウォレットからMonacoinを取り出す手順(Windowsの場合)


まずはMonacoinの公式クライアントアプリを起動し、(Wallet.datのバックアップを済ませた後に)「ヘルプ」→「デバッグ ウインドウ」を選択します。


「コンソール」タブに切り替え、コマンド入力をしていきます。Walletを暗号化している場合は、以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。 [VIM] walletpassphrase (Walletのパスフレーズ) (暗号化を解除する秒数) #入力例(パスフレーズは123456 暗号化を1時間(3600秒)解除) walletpassphrase 123456 3600 [/VIM]

Walletの暗号化を解除したら、いよいよペーパーウォレットに記された「秘密鍵」の文字列の出番です。以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。 [VIM] importprivkey (秘密鍵の文字列) (Monacoinアドレスのラベル名 入力しなくてもOK) #入力例 importprivkey 12345678901234567890 Label_Name [/VIM] このコマンドの実行が成功すれば、秘密鍵がWalletにインポートされ、ペーパーウォレットで保管していたMonacoinが使用可能になります。

ペーパーウォレットからMonacoinを取り出す手順(CentOSの場合)

打ち込むコマンド自体はWindowsの時とだいたい同じです。以下のコマンドを順番に打っていけば大丈夫だと思います。 [VIM] #Walletを暗号化している場合 monacoin-cli walletpassphrase (Walletのパスフレーズ) (暗号化を解除する秒数) #秘密鍵のインポート monacoin-cli importprivkey (秘密鍵の文字列) (Monacoinアドレスのラベル名 入力しなくてもOK) [/VIM]

参考サイト

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