WordPressで各記事ごとに保存するリビジョンの上限数を設定する方法

WordPressには「リビジョン」機能があり、投稿した各記事について過去のバージョンが自動保存されます。この機能があれば記事を過去のバージョンに差し戻す必要が生じた等の場合にも安心ですが、あまりにもたくさん過去のバージョンを保存しているとデータベースが肥大化し、WEBサイトのパフォーマンスに悪影響を与える恐れがあります。この記事では、WordPressで各記事ごとに保存するリビジョンの上限数を設定する方法を解説します。

もくじ

  • プラグインを使用せずにリビジョンの上限数を設定する(wp-config.phpを編集する)
  • プラグイン(Revision Control)を使用してリビジョンの上限数を設定する

プラグインを使用せずにリビジョンの上限数を設定する(wp-config.phpを編集する)

プラグインを使用せずにリビジョンの上限数を設定する場合は、wp-config.phpを編集することになります。以下のコードをwp-config.phpに追記しましょう。 [PHP] #リビジョンの上限数を数値で指定する(以下の例では5つ保存する) define(‘WP_POST_REVISIONS’, 5); [/PHP]

追記する場所は、一番最後の行にある「require_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);」という記述の前の任意の場所(define(‘DB_COLLATE’, ”); の後ろあたりなど)です。

プラグイン(Revision Control)を使用してリビジョンの上限数を設定する

wp-config.phpを編集できない場合は、プラグインを使用してリビジョンの上限数を設定することもできます。今回は「Revision Control」というプラグインを使用します。

プラグインのインストール


まずはWordPress管理画面から新規プラグイン追加画面にアクセスし、「Revision Control」でプラグインを検索しましょう。「Revision Control」という名前のプラグインが出てくるはずなので、「今すぐインストール」ボタンを押します。


インストールが完了したら、「有効化」ボタンを押しましょう。


プラグインが有効化されました。

設定を行う


「設定」→「リビジョン」でRevision Controlの設定画面にアクセスしたら、各投稿タイプについて保存するリビジョンの上限数を選択し、「変更を保存」ボタンを押せばOKです。

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