どうしても組体操のピラミッドをやりたい場合は、事前に金属製の足場をピラミッド状に建設し、その上に(ピラミッドをやりたい)子どもたちが登ればいい。どこからどう見ても立派なピラミッドだ。

組体操問題がニュースを騒がせ、いよいよ組体操に規制を課す自治体も現れました。安全な足場のないピラミッドやタワーの高層化など正気の沙汰ではありません。にも関わらず、この期に及んで高層ピラミッド・タワーをやらかす学校があるらしいです(巨大組体操つづける学校 自治体禁止でも実施、最高段数を記録、頂点から垂れ幕…(内田良) – 個人 – Yahoo!ニュースより)。どうしても高層建築をやりたいのならば、事前に金属製の頑丈な足場を建設してはどうでしょうか。

大人だって2メートル以上での高所作業には足場や命綱の用意が必要なのだから、子供にだって安全装備が必要だ。

  • 大人(労働者)が地上から2メートル以上の場所で作業する場合は、労働安全衛生規則によってきちんとした足場や命綱を用意しなければならないことが定められている。大人だって高所作業をするときには命を守るために足場を使うのだから、子供だって組体操の高層建築をするなら足場が必要(本来ならば組体操の高層建築は直ちに止めるべきなのだが)。
  • ピラミッドやタワーは、高いところに登る子どもたちにも地獄だが、土台となって重さに耐える子どもたちにも地獄だ。ひとたび崩壊すれば上の子供は墜落して骨折するし、下の子供も重さで潰される。学習指導要領にも組体操をやれなどとは一言も書いていないのに。ましてや高層建築物を作れなどとは誰も言っていない。本来ならば、ピラミッドやタワーは廃止しなければならない。
  • それでもなおピラミッドやタワーを続行するというのであれば、上に登る子供の体を支えるのは土台の子供ではなく、頑丈な金属製の足場でなければならない。工事現場で使うような頑丈な足場をピラミッド状に組み上げ、その上に子どもたちが乗って行く。子どもたちは任意参加。地震対策に命綱と安全ヘルメットも必要だし、足場にはきちんと手すりもつけるべき。どこからどう見ても立派でなおかつこれまでよりも安全なピラミッドだ。

本来ならば組体操の高層建築は直ちに廃止すべき。どうしても高層建築にこだわるなら、労働安全衛生基準に則ってきちんとした足場を建設し、その上に子どもたちをのせるようにすべきだろう。

組体操の危険性は皆様もご存知のとおりです。比較的難易度が低いとされる技でさえ、きちんとした方法で行わなければ危険を伴う世界です。ましてやピラミッドやタワーなどの大人数を動員しての高難易度な技は、あまりにも危険です。また、組体操は学校の生徒が全員参加で行う場合もままあり、身体能力の低い子供も高所恐怖症の子供も否応なしに動員されます。高難易度な技を行うならば、その難易度について行けるメンバーを志願制で募るべきなのです。ともあれ、10段ピラミッドなどに代表される組体操の高層建築はあまりにも危険で、子どもたちの体に掛かる負荷を無視しているものであると言わざるを得ません。けが人が出ていることも、組体操が危険であることを証明しています。

労働安全衛生規則 第9章 墜落、飛来崩壊等による危険の防止|安全衛生情報センターでは、労働者が高さ2メートル以上の場所で作業する場合には安全な足場や命綱などを用意して労働者の命を守らなければならないことが定められています。大の大人だって足場を使うのですから、子どもたちが組体操でピラミッドなどを建設するときに足場を使ったって、おかしいところは何一つありません。積極的に安全な足場を建設し、安全を守るべきです。安全第一。


というわけで、安全なピラミッドの図です。頑丈な金属製の足場をピラミッド形に建設し、その上に子どもたちが乗って行く方式です。これならば子供が自分の体重以上の負荷に耐えることを強制されることはありませんし、体重をそこまで考慮せずに子供の配置を決定できるので、高所恐怖症の子供を体重に関係なく下の方に配置できます。これでもきちんと人間が表に出ているので、立派な「人間ピラミッド」です。…本来ならば足場には手すりと階段を装備し、子どもたちには命綱と安全ヘルメットを装備させる予定でしたが、残念ながら筆者は怠惰で絵が下手なのでそこまでは手が回りませんでした。各自脳内補完をおねがいします。

学習指導要領には「組体操をやれ」とは書かれていない。「高層建築物を作れ」とも書かれていない。組体操は廃止されるべきかもしれないし、やるにしても再開は安全性を徹底的に追求してからでいい。

というわけで、上画像のように大仰な足場を建設しなくても実現可能でなおかつ安全な組体操の技です。

みんなで偉大なる大地に這いつくばり、大地と組み合い、大地と一体化しています。大地とともに組体操をしているんです。あるいは、同じような感じで太陽や火星、土星あたりをつくって太陽系を表現しても良いかもしれません。その場合は、動員可能人数とスペースが許せば是非ともイトカワ(探査機はやぶさが来訪)やリュウグウ(探査機はやぶさ2が来訪予定)を表現してほしいものです。宇宙ヤバイ

また、高層建築物とは異なるアプローチでつくり上げる組体操についても提案されています。学習指導要領では、高層建築物を作れなどとは一言も書かれていません。

これまでの組体操は、観客のための見世物としての要素が強かったのではないかと思います。そのために建築物の巨大化・高層化が過熱してしまい、現在の組体操問題になってしまったのかもしれません。そして、千葉県の一部の自治体は組体操の全面禁止という判断を下しました。緊急避難という意味では、この判断は間違ってはいないと考えます。しかし、上記のように高層建築に走らない新しい組体操の形が示された今、私たちは組体操がどうあるべきかを今一度考える必要があるのかもしれません。

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