労働は1日8時間まで。「営業時間の延長」も立派なサービスであり、それなりの追加料金が必要だ。コンビニの商品にも深夜割増料金を設定する時が来たのかもしれない。

2016年現在、労働基準法では「労働は1日8時間まで」と定められています。店舗が営業時間を伸ばすためにはその分沢山の人を雇う必要があるので、「営業時間の延長」は追加料金が必要になる立派なサービスであると考えられます。

もくじ

  • 労働のし過ぎは体を壊したり、最悪の場合は死ぬ原因になってしまう。労働時間の総量は抑えなければならない。
  • サービスを提供する人間がロボット・AIに置き換わらなければ、営業時間は人間の労働時間によって制約される。
  • 「営業時間の延長」も立派なサービス。サービスにはそれなりのコストがかかるのだ。

労働のし過ぎは体を壊したり、最悪の場合は死ぬ原因になってしまう。労働時間の総量は抑えなければならない。

人間の体は、それなりの負荷をかけなければ能力アップはしません。だからスポーツ選手からそこら辺の中学生まで、強い体を作ろうとする人は筋トレという形で己の肉体に負荷をかけ、より強い肉体を手に入れようとします。しかし、人間が耐えられる負荷には限度というものがあります。労働にしても、健康に働ける範囲の負担というものがありますし、それは人それぞれです。誰も彼もが24時間休まず働けるわけではありません。

労働のし過ぎが体を壊したり、最悪の場合は死ぬ原因になってしまうことは、幾多の犠牲者が発生していることからも明らかです。労働時間の総量は抑えなければなりませんし、きちんとした休日もまた必要不可欠です。そして、総労働時間を抑制するために、労働者を守るために労働基準法があるのですが、現状では労働基準法が守られず、守らない企業に対する処罰も極めて生ぬるいものであるのが残念です…

サービスを提供する人間がロボット・AIに置き換わらなければ、営業時間は人間の労働時間によって制約される。

さて、日本には24時間営業のコンビニ等がたくさんあります。コンビニでのバイトは時給が安いというイメージがありますが、もちろん働いているのは私達と同じ生身の人間です。2016年現在、コンビニの接客担当がロボット・AIに置き換えられたという話は未だありません。生身の人間が接客や商品の陳列等を行う以上、サービスを提供できる時間(=営業時間)は人間の労働時間の制約を受けます。

たとえ客が来なくとも、24時間営業を謳うためには24時間いつでも客が来たら対応できる体制を整える必要があります。流石に店員一人で接客や商品管理をやれと言ったらどこぞの牛丼屋で大問題になったワンオペになってしまいますから、どんなに規模が小さいところでも最低2人は店員を用意したいところです。…24時間営業をするためには、必要な時間帯に必要な店員を用意するための膨大な人件費がかかっているのです。まさか店員にサビ残させるわけにもいかないでしょう。

「営業時間の延長」も立派なサービス。サービスにはそれなりのコストがかかるのだ。

こうして考えてみると、すっかり当たり前になってしまった「24時間営業の店」は膨大なコストがかかっていることが分かります。24時間営業でなくとも、営業時間を伸ばすためにはその分の人員を確保しなければなりませんから、それだけ人件費が増えているはずです。24時間営業のコンビニがあることが当然となってしまった現状では実感しにくいかもしれませんが、「営業時間の延長」も立派なサービスです。

日本では無料で提供されるサービスがたくさんありますが、本来サービスにはそれなりのコストがかかっています。宅配便の再配達やコンビニの24時間営業も、それ相応のコストがかかっているのです。現在我々に求められているのは、「サービスにはカネがかかる」という当たり前の事実を思い出し、サービスを提供するのも人間であることを理解し、サービスにきちんとした対価を支払う(姿勢と態度を見せる)ことなのかもしれません。

参考リンク

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