いかに「報道の自由」があるとは言え、誰もがプライバシーを持っていることは全ての報道機関(週刊誌含む)が最低限気を遣わねばならない。視聴率のためにプライバシーを犠牲にするのは問題だ。

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今年も週刊誌は芸能人の不倫報道や薬物使用疑惑報道などを見事に垂れ流してくれました。時には個人のプライバシーを無視して。しかし、どのような理由があれど、報道する側は報道される人のプライバシーについてきちんと考慮することが最低限の義務であるはずです。視聴率や売上のために個人のプライバシーを勝手に犠牲にすることは、もはや犯罪であると考えます。

もくじ

  • 「ペンは剣よりも強し」という言葉は真である。プライバシーへの配慮が無い報道は、時に人一人の人生を破壊するのだ。
  • 本人の了解を得ずにプライバシーに踏み込んで報道することは犯罪ではないか。プライバシーへの配慮ができない報道機関に、存在価値はない。

「ペンは剣よりも強し」という言葉は真である。プライバシーへの配慮が無い報道は、時に人一人の人生を破壊するのだ。

報道機関には「報道の自由」があり、基本的には取材対象を自由に取材し、報道することが出来ます。しかしだからといって、「報道の自由」が「プライバシー」に勝るわけではありません。誰にだって報道されたくないと思うことはあります。他人のプライバシーに土足で踏み込み容赦なく晒し上げるような行いは、他人の人権を侵害することと同義であり、許されることではありません。

にも関わらず、一部の報道機関は個人のプライバシー等お構いなしの報道を行っています。今年の某週刊誌の不倫報道などはLineのトーク履歴などまで晒し上げていましたが、どのような人にもプライバシーはあります。報道の自由のためにプライバシーを犠牲にしても良い、という考え方は認められないと考えます。

「ペンは剣よりも強し」という言葉もありますが、まさにそのとおりです。報道機関のプライバシーを無視した好き勝手な報道が、時には人の人生を狂わせてしまうことさえあるのですから。プライバシーに関わる領域に踏み込む時は特に、情報を慎重に取り扱う必要があります。

本人の了解を得ずにプライバシーに踏み込んで報道することは犯罪ではないか。プライバシーへの配慮ができない報道機関に、存在価値はない。

一度情報が漏洩してしまったら、それを完全に削除することはほぼ不可能です。巷では「忘れられる権利」についても議論されていますが、そもそもプライバシーに関わる情報が流出しなければ問題は発生しません。そういうわけで情報セキュリティ意識の向上が叫ばれるわけですが、報道機関の側もまた、プライバシーに関わる情報の取り扱いは慎重に行わねばなりません。

ひとたび情報が漏れ出せば、取り返しのつかない事態を招いてしまう恐ろしい世の中です。プライバシーに踏み込んで報道するならば、せめて正々堂々本人の許可を取ってからにするべきです。本人の許可もないのにプライバシーに関わる情報を公開するのは完全に奇襲攻撃であり犯罪と言えるでしょう。警察に捕まった被疑者や裁判にかけられた被告人にさえ「黙秘権」が認められているのですから、一般市民のプライバシーが守られるのは当然です。

この記事をお読みの皆様の中には、1986年に起きた「フライデー襲撃事件」をご存じの方もいるかもしれません。この時にビートたけし&たけし軍団は週刊誌フライデーの編集部を襲撃して暴力を振るいましたが、フライデー側も相当強引な取材を行っていました。暴力は確かにいけないことではありますが、フライデー側の行いも相当ひどいものであり、彼らが暴力を行使したのも無理からぬことではありました。

何かを報道することは、それに関わる情報を世に送り出し、削除不可能な状況にしてしまうことです。そうである以上、報道機関は報道される側のプライバシーに配慮することが最低限の義務です。これはNHKであろうと三流週刊誌であろうと変わりありません。視聴率や売上のために個人のプライバシーをホイホイ犠牲にするような報道機関は、もはや「マスゴミ」であり、淘汰されなければならない存在です。

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