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高品質のものを購入するにはそれ相応のお金が必要。能力の高い労働者を雇うならばそれ相応の高給ときちんとした休みが必要。当たり前のことだが、高品質のものや人を安値で買い叩いた結果が現在の不景気かもしれない。

投稿日:2016年06月06日
最終更新日:

高品質なものを生産するには、素材を高品質なものにしたり、設備の精度を高めたりと言った具合で何かとお金がかかります。また、レベルの高い人を雇うためにはそれ相応に高い給料を支払い、きちんと休みを取らせる必要があるでしょう。それらにかかったお金が商品価格などに反映されていれば、経済システムとしては正常だと思います。しかし、高品質のコストが下請け企業に押し付けられたり、低賃金という形で労働者に押し付けられた結果、安い値段で高品質なものを買えるようになった代償に不景気が長く続いてきたのかもしれません。

低価格を求め過ぎるとやがては自分の首を絞める事になってしまう。高品質なものはそれなりに高価格になって当然だし、高いレベルの人を雇うのに高い賃金ときちんとした休みが必要なのも当たり前。

  • 高品質なものを低価格で販売しようとすれば、部品代(下請け企業)や人件費(労働者)などにしわ寄せが行く。下請け企業にしわ寄せが行けばそこでも人件費削減が行われるから、結局のところ低価格競争のしわ寄せは労働者に行く構造。消費者にとって低価格はたしかに嬉しいかもしれないが、長い目で見れば実はそんなに嬉しくない。むしろ給料カットで懐が傷んでとても悲しい。
  • 会社にしても高いレベルの人を雇いたいならば、それ相応の高い給料を支払った上できちんと休みも取らせる必要がある。低賃金で長時間労働させるのは完全に労働者の使い捨て。人間は決して消耗品ではない。会社が労働者を低賃金で使い潰すようなことをしてしまったら、労働者は高いものを買うことができない。その結果、高品質なものを作っても売れなくなるから低価格競争をするしかなくなる。人件費の削減は最終的に会社の首を絞める愚策。
  • 消費者も会社も高品質なものや人材を安値で買い叩こうとした結果、物の値段は低価格競争になったし、賃金も全然上がらなくなった。そして、社会保障システムの破綻もまた人々がお金を使わなくなった原因と言える。現在の若者が高齢者になる頃にはどれほどの額の年金を貰えるのだろうか。いつまで仕事を継続することができるだろうか。そもそも明日働く場所があるのだろうか。未来への希望が全然感じられない。もはや信用できるのは自分の貯金だけとなってしまった。これではお金を使わないことが賢明ということになる(その結果、消費者が安いものを求めるようになり、低価格競争へ一直線)。不景気が続いてしまった原因は消費者にも会社にもあるし、国家にもある。
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基本情報技術者試験に合格しました

投稿日:2016年06月05日
最終更新日:

私事ですが、平成28年度春期基本情報技術者試験に合格しました。私のTwitterでは成績照会が始まった地点で合格したことをツイートしていましたが、先日合格証書が届いたのでブログにて報告です。

もくじ

  • 試験の得点・問題選択についてメモ
  • 勉強法と使用したもの
  • 感想
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Microsoftが強引にWindows10への移行を推進している理由を推測する

投稿日:2016年06月04日
最終更新日:

現在Microsoftはかなり強引にWindows10へのアップグレードを推進(と書いて強制(きょうせい)と読む)しています。私としてはWindows Update後の再起動テロをかましてくれただけでも殺意を覚えるWindows10ですが、Microsoftにもそれなりの思惑があるのだと思います。

もくじ

  • Microsoftとしても、2014年問題(WindowsXPのサポート終了)の再来は避けたい…
  • コスト削減&収益拡大の意図も見え隠れ…
  • 無償アップグレードが可能な期間は2016年7月28日までで終わる。PCの延命を考えるならここで一旦アップグレードが得策だが…
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無報酬のボランティアの「善意」だけに頼ってはいけない。活動する人にはきちんとした報酬(経済的援助)が必要。参加強制もご法度。

投稿日:2016年06月03日
最終更新日:

日本に住んでいる以上、地震の脅威から逃れることはできません。熊本地震では大きな被害が発生しましたし、東日本大震災の時もやはり甚大な被害がありました。さて、このような震災の後には「ボランティア」の方たちが復興作業を手伝うことになります。皆様もご存知の通り、「ボランティア」は原則として「自主的に無償で」奉仕活動(震災復興の作業など)にあたります。しかし、ボランティアの「善意」だけに頼るのはある意味でとても危険なことなのかもしれません…。

無償の善意だけに頼っての活動には限界がある。活動を継続するためにはきちんとした報酬(経済的援助)が必要。

  • ボランティアは無償で活動する。だからボランティア活動に参加するためには(最低限)ボランティア活動に時間を割いても本人の生活が困窮しないレベルの金銭的余裕と時間的余裕が必要。余裕がある人の「善意」によって支えられている。だが、現在はそのような余裕がなくなってきているのではないかと思う。賃金は伸び悩んでいる(むしろ実質減少?)し、そのくせ税金や社会保険料、学校の授業料などは値上げである。長時間労働問題も未だ根強く残っているし、労基法違反で労働者から搾取しまくっているブラック企業もある。
  • そのような中で「無償」の善意だけに頼って活動を維持しようとすれば、活動の担い手が生活困窮者になりかねない(その前に離脱するとは思うが)。そうならないためには、活動の担い手にきちんとした報酬(経済的援助)が必要。「無償の善意」にばかり頼るのは正常な経済活動と個人の生活を破壊してしまうおそれがある。よって、活動にはそれなりの対価が必要。
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フリーかつ高機能・多言語対応なテキストエディタ「Notepad++」

投稿日:2016年06月02日
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テキストエディタと言ってもいろいろありますが、WEBサイト制作やプログラミングなどの用途には高機能・多言語対応のテキストエディタが便利です。今回は「Notepad++」を紹介します。

もくじ

  • Notepad++の概要
  • インストール手順
  • 各種設定
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Windows7で消えた言語バーを復活させる

投稿日:2016年06月01日
最終更新日:

私が普段使っているマシンをWindows10からWindows7に戻した後、言語バーが出なくなりました(爆) …そのような状況に陥った時、なんとかして言語バーを表示させる方法を解説します。

もくじ

  • はじめに試す復旧法
  • ここから先の注意点
  • 1回だけ言語バーを表示させる(再起動したらまた消える)
  • 毎回言語バーを表示させる
  • どうでもいいあとがき
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