部活をやりたくない生徒もいれば、部活の顧問をやりたくない教師だっている。生徒も教師も部活動はあくまで「任意参加」だ!!
投稿日:2015年12月21日
最終更新日:
部活動は「任意参加」!!学校と部活動は切り離しを検討すべき!!
- 部活動はあくまでも任意参加の活動。学校側が強制してはいけない。
- 部活の強制は生徒にも負担になっているが教師にも負担になっている。部活に時間を取られていじめや不登校への対応ができなくなっては本末転倒。
- そろそろ学校と部活動は切り離すべき時期。現在のシステムを維持するのはもう無理だ!!
任意のものを強制するのはかなりまずい事態だ!!
部活動について、学習指導要領より
生徒の自主的,自発的な参加により行われる部活動については,スポーツや文化及び科学等に親しませ,学習意欲の向上や責任感,連帯感の涵養等に資するものであり,学校教育の一環として,教育課程との関連が図られるよう留意すること。その際,地域や学校の実態に応じ,地域の人々の協力,社会教育施設や社会教育関係団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行うようにすること。 学習指導要領 第1章 総則「生徒の自主的,自発的な参加により行われる部活動については(略)」と書かれています。部活動はあくまでも任意参加であることはこれを読めば誰でも理解できるはずです。生徒の側が任意ならば、教師が部活を指導するのもあくまで任意なのです。
しかし、実際には、日本の学校で生徒が部活動への加入を強制させられているところは結構あるようです。自主的なものを強制するのはよろしくないです。部活をしないという選択肢も最大限尊重される必要があり、剥奪されることはあってはならないことです。そして、生徒全員に強制する所があれば、教師に対しても「全員顧問」と言って、部活の顧問をしないという選択肢を剥奪しているところもあります。いくらなんでもこれはひどい
そして、部活の顧問に時間を奪われ、休日が消える教師は後を絶たず。教師も生徒も人間である以上、休みは絶対に必要です。休まなければ体を壊します。そして、体を壊せばさらに時間という貴重な資源を失います。そして、教師に時間がなければいじめや不登校への対応もできず、これによってますます子どもたちは時間を奪われ、さらには人生をも奪われます。部活を強制することについて、法的根拠は一切ありません。ただ「昔からの慣習」の一言だけで、多くの人の尊い時間が奪われてきました。なんで法的根拠がない慣習に従わなければならないんだよ!!!!!部活の強制を一斉廃止しろよ文部科学省!!!部活の強制が弊害だらけなのは誰の目にも明らかだぞ!!!
学校と部活を切り離せ!!部活の強制は直ちにやめろ!!
部活動の強制により、生徒は学校から逃れられる時間の大半を奪われ、いじめから逃げることがますます難しくなってしまいました。これは何人たりとも否定出来ない事実です。教師も時間を奪われ、いじめ問題や不登校問題の解決が難しくなってしまい、ますます事態は悪化し…お先真っ暗です。この局面を打開するためには、今すぐに部活動の強制を廃止しなければなりません。また、部活動を完全に任意活動にした上で、部活動そのものを学校から切り離すべきです。
部活動を学校から切り離すことによって、教師には時間の余裕が生まれ、きちんと生徒と向き合うことができます。いじめ問題の解決を行うにも、不登校問題の解決にも、まず何よりも時間が必要なのです。生徒も部活動が任意になって学校から切り離されれば、いじめから逃げやすくなり、結果として自殺者を減らすことが可能になります。
古くからの慣習だからといって、法的根拠がどこにもないのに生徒や教師の自由を奪うことは、あってはならないことなのです。部活動の強制は明らかに生徒と教師から自由を剥奪する悪習です。部活動の強制は直ちに廃止しなければなりません。
コメントを頂きありがとうございます。やはり部活動を強制したら、生徒は確実に(言い方は悪いですが)部活動の奴隷になると思われます。私は中学高校ともに部活動を強制するようなところではなかったので(それでも部活動加入率は極めて高いですが)、なんとか命拾いしたような感じです。私は集団行動・運動・全体主義に支配された空間が苦手であり嫌いなので、部活動を強制するようなところに行っていたらと思うとゾッとします。私は生涯一度たりとも、部活動というものに参加したことはありません。集団行動と束縛が嫌だったのです。
ともあれ、私としては、どんな手を使っても部活動強制システムを破壊して、生徒と教師の自由を回復したいと思っております。別に何の権限もない一般ピープルですが。私が知るかぎり、学校側が生徒に対して部活動への加入を強制できる法的根拠は確認されていません。学習指導要領でも、部活動は「生徒が自主的に行うもの」という扱いになっています(参考リンク 学習指導要領総則 第4 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項 より)。学校側は、生徒の内申を掌握することで(その他ありとあらゆる手段を用いて)、生徒に対して理不尽なルールを押し付けて来たような気がしますが(部活動強制加入システムはその最たる例です)、今こそ奪われた自由を取り戻すために、戦う時だと思います。リオレウスさんは現役中学生とのことですが、あなたの周りには「部活なんざ行きたくねえ!!」という方はいらっしゃるでしょうか?
「部活なんざ行きたくねえ!!」という方がいらっしゃたら、その方に、部活問題を解決するために戦っている人がいることを伝えて下さい。あなたも友人も、決して一人ではありません。部活問題の解決を目指して、今日も日本の何処かで、様々な人が戦っています。立場は様々ですが、部活問題を解決したいという思いは共通しています。すでに部活問題 対策プロジェクトというサイトも立ち上がっています。すでに部活問題は朝日新聞にも掲載され、Yahoo!ニュースのTOPも飾りました。長らく続いた部活問題も、いよいよ解決に向かって動き出しているのです。2016年3月には、change.orgにて『生徒に,部活に入部する・入部しないの自由を!入部の強制に断固反対!』(←部活問題 対策プロジェクトより)の署名活動も始まる予定みたいです。長らく続いた部活強制の糞慣習も、一歩ずつ終焉に向かい始めました。部活動は、あくまでも学校生活の中では「任意選択のオプション」に過ぎません。これまでの慣習が異常だったのです。
リオレウスさんも、部活動を強制されて、相当辛い思いをされたのだと思います。このような悲劇はもう二度と起こらないようにしなければなりません。部活問題を解決し、自由を取り戻すために、ぜひとも部活問題のことを、周りの人に広めて下さい。問題を知ってもらうことが、解決への一歩となり、自由権奪回への一歩となります。どうか身体に気をつけてお過し下さい。命あっての物種です。
最後になりましたが、部活問題についての参考リンクを掲載しておきます。参考になれば幸いです。