CentOSでBitcoindを激しく手抜きインストール

先日のMonacoindインストールメモではかなり面倒な作業でMonacoindをインストールしました。というわけで、今回はなるべく楽する方向でBitcoindを入れようと思います。

目次

  • Bitcoindを公式サイトからダウンロード
  • まさかのコピペインストール
  • Bitcoindを使うための準備
  • Bitcoindを起動する
詳細は以下

Bitcoindを公式サイトからダウンロード

ともかくまずはBitcoindを公式サイトからダウンロードします。SSHでサーバーにログインし、作業用ディレクトリに移動したら、以下のコマンドを実行します。 [VIM] wget https://bitcoin.org/bin/bitcoin-core-0.11.0/bitcoin-0.11.0-linux64.tar.gz #公式サイトで更新があったら必要に応じて差し替える tar xvzf bitcoin-0.11.0-linux64.tar.gz [/VIM] ここまでのコマンドで、作業用ディレクトリの中にbitcoin-0.11.0という名前のディレクトリが生成されるはずです。ちなみに、公式サイトにあるLinux (tgz)用の64bitバージョンを使用しています。最新版が公開されたら、必要に応じて差し替えてください。

まさかのコピペインストール

ここからが楽々インストールの本領です。決して手抜きではありません。

打っていくコマンドは以下になります。 [VIM] cd bitcoin-0.11.0/bin sudo cp bitcoind /usr/bin sudo cp bitcoin-cli /usr/bin [/VIM] さて、勘の良い人や詳しい人は、コマンドを見ればタイトルと合わせてお分かりいただけるかと思います。ただ単にBitcoindのバイナリを実行ファイル置き場にコピペしている、ただそれだけのことです。bitcoin-cliを同時にコピペしている理由は後述します。

Bitcoindを使うための準備

さて、Bitcoindを起動する前にはある程度の準備が必要になります。内容は、
  • bitcoin.confファイルの作成と配置
  • 使用するポートの開放
です。まずはbitcoin.confファイルの作成です。コマンドは以下 [VIM] cd $HOME mkdir .bitcoin #このフォルダの中にbitcoin.confもwallet.datもブロックチェーンデータも入る cd .bitcoin vim bitcoin.conf [/VIM] bitcoin.confの内容はこんな感じです。 [VIM] server=1 rpcuser=hoge1 #推測されにくい名前を rpcpassword=hogehoge #推測されにくいパスワードを rpcallowip=127.0.0.1 #外部のサーバーからもBitcoindを使うならそのIPを追加する #rpcallowip=192.168.1.1 #rpcallowip=192.168.1.2 こんな感じで2個目以降のIPアドレスを指定していけばBitcoindは起動する(動作実証はしていない) rpcport=8332 #任意の番号 port=10050 #任意の番号 [/VIM] 適当に外部から推測されにくいものを設定しましょう。また、rpcportとportで指定したポートを開放しておきましょう。これで準備完了です。

Bitcoindを起動する

Bitcoind起動コマンドは以下です。 [VIM] bitcoind -daemon [/VIM] 起動に成功すれば、Bitcoin server startingというメッセージが出ます。情報確認・停止コマンドはこんな感じです。 [VIM] bitcoin-cli getinfo #情報確認 bitcoin-cli stop #停止 [/VIM] bitcoindを直接叩いても、エラーが出ます。起動だけbitcoind -daemonで行い、その後の操作はbitcoin-cliを叩いて行います。先ほど(コピペインストールの項目)bitcoin-cliを実行ファイル置き場に放り込んだのもこのためです。

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