カテゴリ:政治関連
投稿日:2016年02月22日
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若者をdisる時、あるいは大変だったものをもっと楽にできるようにしようとする時(例:残業があったものをきちんと定時に帰れるようにする、育児休業や保育所の利用etc)などに、それなりの確率で「昔はもっと大変で云々」と言い出す人が湧いてきます。「昔はもっと大変だった」とかいう人は、いわゆる「老害」にカテゴライズされると思います。もう足を引っ張り合ったり、我慢するのが美徳な時代ではありません。
時代が変わればやり方も変わる。必要なのは合理的な変化であって、我慢比べや奴隷の鎖自慢、足の引っ張り合いではない!!
- 大変だったものが楽にできるようになることは、大変喜ばしいことである。これまで強いられていた労苦から解放され、また一つ暮らしやすい世界に向けて前進するのだから。
- 時代が変われば、物のやり方だって変わってくる。変化し続ける環境に適応して生き残るためには、人間そのものも、物のやり方も、環境に適応する方向で変化していく。足を引っ張り合っていても、やり方は改善されず、大変なことは大変なまま残り、やがて自らを破滅へ追い込んでしまう。いい加減足の引っ張り合いや我慢比べが害であることに気づくべき。
- 我慢することは美徳でもなんでもない。我慢のし過ぎは身体に毒だ。足の引っ張り合いや我慢比べ、奴隷の鎖自慢をやめて、現状を改善していく必要があるのではないか。「昔はもっと大変だった」とかいう人は、社会が変化していることに気づいていない人だ。
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年02月21日
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社会保障には財源の問題がつきまといますが、せめて高校卒業まで(できれば大学卒業まで)の年代の子供はきちんと守れるようなセーフティネットが必要だと思います。
どのような家庭環境の子供でも、まともな生活ができてまともな教育を受けられるようにすることが必要なのではないか?
- 当たり前のことだが、子供は自分の意志でどの家庭に生まれてくるかを選ぶことはできない。大金持ちの家に生まれてくるかもしれないし、毎日の食事にも難儀するような家庭に生まれてくるかもしれない。
- どのような環境の家庭に生まれても、まともな生活ができて、まともな教育を受けられるようにすることは、未来ある子供に等しく挑戦の機会を与えることである。それが機会平等の保障ということだと思う。
- 全世代対応型のセーフティネットはもちろん必要だと思う。だが、子供に対するセーフティネットは、もっと充実してもいいと思うし、もっと充実させる必要があるのではないかと思う。
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年02月16日
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高校生のデモや集会、学校への届け出制認める 文科省:朝日新聞デジタル 文部科学省はとんでもない見解を示されました。なんと高校生が休日や放課後に行う政治活動は、学校側の判断で届出制にできるとのこと。一体何を考えているのでしょうか。無茶苦茶です。
なぜ政治活動を届出制にする必要があるのか?むしろ政治活動の完全自由化が必要だろう!!
- 政治活動を届出制にしたら、それこそ投票に行くときも事前に届け出をすることになる。政治活動の届出制を認める文部科学省の見解は、ただでさえ低い投票率をさらに押し下げようとしているものとしか思えない。
- 政治活動に関わることで、政治についてより深く考えることができるし、投票率の向上にも寄与する。政治活動に縛りをかけてはいけない。むしろ政治活動を奨励すべきである。休日や放課後を政治活動に使って何の問題があるというのだ。休日や放課後の使い方は完全に個人の自由である。
- 学生の政治活動は完全自由化が必要だ。政治について考える機会が保証されることにより、投票率は上がるし、政治を良くすることもできる。政治活動を届出制にすることは、学生が政治について考える機会を制限し、政治をますます悪くする原因となってしまう。
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年02月14日
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まず、介護職の給料なぜ安い 理解されにくい専門性 :日本経済新聞によると、介護員の平均月給は22万円程度とのこと。全産業平均で33万円弱であることを考えると、異様なまでの低さです。保育士も保育士で、保育士平成26年の給料&年収-年収ラボによると平均月収22万でこれはひどい。
子育てや介護を家族で担える時代は終わった
- 少子高齢化、核家族化が進み、共働きも増加。もはや家庭に子育てや介護の負担を丸投げするのは無理ゲー。子育てや介護は、各種サービスをフル活用して行うべきものになった(その結果、保育所や特別養護老人ホームが足りなくなった)。
- 子育ても介護も家庭の仕事だという人もいるが、それだと介護離職問題などがますます深刻化するし、子育ても介護も休みは絶対に必要だ。家庭内だけで全てを賄う発想は限界が来ている。
- 介護職や保育士の不足を解決する最大の特効薬は、やはり給料を増やすことではないだろうか。月給ベースで10万円増やせば、(休みもセットで増やせば)人は来るはずだ。
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年02月06日
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どうしてこう理不尽な慣習がしぶとく生き残るのか。それは日本が「慣習治国家」であるからです。これは日本における全ての慣習の存続理由の証明に使えます。…本来の日本は「法治国家」です。慣習は法律に反してはいけません。
違法慣習 vs 法律 …法治国家ならば「法律」が勝つ。日本が慣習治国家である限りは「違法慣習」が延命される。
- サービス残業する慣習とか。部活には全員が参加する慣習とか。そういう無茶苦茶な慣習(明文化されているかは問わない)が、法律を無視してなんとか延命されているのが今の日本。慣習が法律よりも上にある。コレを私は「慣習治国家」と呼ぶ。
- しかし、日本は本来「法治国家」である。明文化された(憲法違反でない)法律によって、国民を支配する。「慣習治国家」は、本来あってはならない支配形態。これがまかり通っているのが現在の日本。
- その慣習がどんなに伝統的で重要なものであっても、違法なものは違法。慣習も現代の法律に適合するようにアップデートしなければならない。サービス残業の慣習は即時全廃。部活の加入は完全に生徒の自由意志で。
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投稿者名:
Koguma
投稿日:2016年02月05日
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日本の学校の運動会では、組体操が花型として、長きにわたって続けられてきました。しかし、組体操では本番でも練習でも事故が多発。【緊急提言】組体操は,やめたほうがよい。子どものためにも,そして先生のためにも。▽組体操リスク(1)(内田良) – 個人 – Yahoo!ニュースなどに代表されるように、組体操は中止すべきという声は以前から上がってきましたが、ついに文部科学大臣が「組体操の中止を検討する」という趣旨の発言をしたようです。馳浩文科相 運動会での「組体操」中止に前向きな考えを表明 – ライブドアニュース
学習指導要領には、組体操を実施せよとは一言も書かれていない。そこに感動があっても、長きに渡る伝統があると言っても、聖域なき見直しが必要なことは多い。
- 組体操を実施せよと学習指導要領には書かれていない。完全に慣習だけで継続されている種目。危険な事故はこれまでにもあったのに、なぜかしぶとく継続され、なかなか廃止されない謎競技。完全自由参加ならまだしも、学校に所属する限り強制参加なところが非常によろしくない。
- 組体操の種目「ピラミッド」は、一人で四人分の体重を支えたり、命綱も安全な足場も無しで2メートル以上の高さに登ったり(労働安全衛生規則では、高さ2メートル以上の場所で作業するときは、足場や命綱などで作業員の安全を守らなければならないことになっている)。なんということでしょう。危険なことは馬鹿でもわかる。なぜ続けるのだ。頭が狂っている。
- 伝統や慣習は、ある種の思考停止ワード。伝統(慣習)だから維持しなければならないという意見が出てきてしまう。しかし、伝統でも慣習でも危険なものは危険だし、法律違反なものは法律違反だ。聖域なき見直しが必要なのではないか。伝統も慣習も。その意味で、今回の文部科学大臣の発言はもっと評価されるべき。
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投稿者名:
Koguma