消費税の還付にマイナンバーカードを使うのは愚の骨頂だと思う
投稿日:2015年09月09日
最終更新日:
これはひどいよ軽減税率カッコカリ
- 食料品を買うときにマイナンバーカードを提示すれば後で還付します→3歳の子供のお使いにマイナンバーカードを持たせるか!?大人でも財布すられてマイナンバー盗難されそうだけど?
- 還付上限は年4000円です→(2%還付として)一人あたり食費は20万円/年を想定→1日あたりの食費が550円弱。なんてこった!
- 店舗の端末で購入記録を取ります→初期費用がどんだけかかると思ってるんだよ!?維持費も高そうだ!そして国の情報セキュリティは信用出来ないという最悪なおまけがついてくる!
こんなシステムなら還付なし10%でもいい気がしてくるZE…
まず、マイナンバーカードを提示しないと軽減されない地点で疑う余地のない完全なアウトです。このシステムを直訳すれば、「消費税を還付して欲しければマイナンバーカードを毎日持ち歩け!!」ってことです。コンビニでマイナンバーカードを出しておにぎりを買い、スーパーで(同)お惣菜を買い…自販機の飲み物は?
軽減税率を飲み物に適用するならば、マイナンバーカードをSuicaの如く自販機にかざすのでしょうか。それくらいだったら最初から軽減税率を適用した状態で売って欲しいです。絶対に消費税還付非対応の自販機が出ると思います。…消費税還付非対応の店も出そうですが。
そして、みんながマイナンバーカードを財布あたりに突っ込んで持ち歩くとしたら…犯罪者は財布を奪いに来ます。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
アメリカにもソーシャルセキュリティナンバーなるシステムが有りますが(社会保障で使う)、こちらのカードは「持ち歩いてはいけない」と明記されているらしいです。なんということでしょう。かたや日本では「マイナンバーカードを持ち歩け」というわけです。これはひどい
このシステムでは死亡する小売店が出る。
消費者サイドでも阿鼻叫喚ですが、小売店でもなかなかの地獄絵図が見えてきます。このシステムだと、マイナンバーカード読取機を各小売店の各レジに(果ては自販機にまで)配備することになります。この費用を誰が持つのかが問題になります。小売店サイドでこれを持つことになった日には、もう個人商店が息してません。消費者にも小売店にも残虐極まりないシステムです。
果ては金額制限です。還付金額は年間4000円。還付されるのが2%と仮定すれば年間の食費は20万円になります。…日割り計算したら547.9452…円≒550円弱ということになります。これで1日の食事を賄うというのは結構なハードモードです。
結論:もっとマシなシステムにしてくれ!マイナンバー使うのは無し!
…というわけで、このシステムを改め、もっとマシな負担軽減策は…
- マイナンバーは使わない。単純に食品を最初から軽減税率にする。
- 買い物のログも取らないし、金額の上限もつけない。