プロセスが使用するCPUコア数を制限する「LimitCPU」
投稿日:2015年05月10日
最終更新日:
CPUリソースを食らうプロセスを起動するときにCPUコア数を限定して他の作業に割り当てるリソースを残す時などに使えるソフト「LimitCPU」を紹介します。
概要
- プロセスが使用するCPUコア数を制限できる。
- 具体的に「何番目のコアを使う」という形での指定も可能。
- 動画エンコードや暗号通貨のCPUマイニング(←日本の電気代で普通にやったら確実に赤字)などCPUフル稼働になるソフトを起動しながら同時進行で他の作業(ブラウジングなど)を行うときなどに使いたい。
詳細は以下
インストール
Vectorのダウンロードページからソフトをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを適当な場所に解凍して中身を起動しましょう。このソフトは他のプロセスに干渉するため、可能なら管理者権限で起動した方がいいかもしれません。
使い方
起動したらこんな画面が出るはずです。「追加」から制御するプロセスを追加しましょう。
制御したいプログラムを参照して指定します。CPUコア数は任意の数値を入れましょう。具体的に「何番目のコアで動作させたい」という場合は、CPUマスクの設定からコアを指定しましょう。
こんな画面から動作コアを指定します。最後に追加ボタンを押しましょう。
プロセスを追加するとこんな感じです。「チェック周期」からプロセス監視周期を指定すれば、監視と制御が始まります。
設定を一通り追加し終えたら、ファイル→設定をファイルに保存する から適当な場所に適当な名前で設定ファイルを保存しましょう。次回起動時はに保存した設定ファイルを読み込むことで即座に監視と制御を開始できます。