スマホの通信量を節約するアプリ「Opera Max」

全スマホ使いの敵「通信規制発動」を避けるためには、「通信量を減らす」のが一番重要ですが、使えば通信が発生します。そこで、通信データを圧縮してしまおうというアプリ「Opera Max」を紹介します。Operaと名乗っていますが、Opera以外の通信も圧縮できます。

概要

  • インストールして設定することにより、通信データを圧縮する。
  • 専用のプロキシサーバーを経由して通信している。HTTPS接続の場合は直接接続(プロキシを経由しない)となり、データ圧縮も行われない。
  • アプリごとの例外設定や、モバイル回線使用時の通信制限設定もできる。
  • モバイル通信開始→Opera Max起動で、通信量の節約。
詳細は以下

インストール


Opera Maxで検索して、アクセスします。


インストール


同意する


インストール完了後、Opera Maxが起動すると、こんな画面が表示されます。スワイプしてガンガン進みます。

使い方・設定


設定を進めていくと、VPN接続作成画面が出ます。「信頼できるものとみなし…」のところにチェックを入れて「OK」


ここからは圧縮する通信について設定します。画面左上からメニューを出して、

  • 「モバイルデータの…」はONに(圧縮する)
  • 「Wi-Fi接続時の…」はOFFに(圧縮しない)
に設定するのが私のお勧めです。通信量圧縮アプリを導入したからには、モバイルデータ通信の圧縮はONにするのが基本です。Wi-Fiは好みでいいです。「設定」にアクセスします。


画像や動画の圧縮率をここで設定します。好みで決めていいです。

あとは、私が知るかぎりでは、Opera MaxによるVPN接続が有効になっていれば(画面上部の鍵マークがVPN接続のやつ)、データ圧縮も有効になるようです。Opera Maxを起動すれば、データ圧縮が起動します(スマホ再起動後初回のOpera Max起動だとVPN接続を有効にするか聞かれます)。

アプリごとの設定


Opera Maxでは、アプリごとに通信設定ができます。「アプリの制限」にアクセスします。


「節約量」では、Opera Maxによるデータ圧縮の対象外にするアプリを設定できます。例外設定です。


「モバイル」では、モバイル回線使用時に通信を制限するアプリを設定できます。


「Wi-Fi」では、Wi-Fi接続時に通信を制限するアプリを設定できます。

Opera Maxで通信を圧縮しているからくりを少しだけ解説

Opera Maxでは、Operaのプロキシサーバーを経由してデータ通信を行っています。プロキシサーバー側でデータ圧縮を行っている(はずな)ので、ユーザー側には圧縮済みのデータが送られ、通信量を節約できる…というわけです。

図にするとこんな感じであると思われます。HTTPSはOpera Maxのプロキシを経由せず、ユーザーとサーバーが直接通信します。

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