学校はどうして生徒のアルバイトや免許取得などを禁止するのだろうか。生徒の校外の行動まで学校の統制下において何をしたいというのか。

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日本の学校には、しばしば「アルバイト禁止」「免許取得禁止」などといった不可解な校則があります。アルバイトも免許取得も生徒が校外で行う活動なのですから、全て生徒の自己責任ということで、法律で許されている限りは学校はノータッチで良いはずです。学校による生徒の学校外での行動の統制には何の意味があるというのでしょうか。

学校は何でも屋ではないし、治外法権も持っていないのが建前だ。生徒の学校外での行動については生徒の自己責任ということで良いだろう。どうして生徒の学校外での行動まで統制しなければならないのか?

  • 学校はあくまでも勉強を教えるところであって、子どもに関する何でも屋ではない。つまり、学校外での生徒の行動に責任を持つ必要は微塵もない。学校外での生徒の行動は、生徒の自己責任である。学校が校外での生徒の行動に責任を持つ必要が無いのだから、無駄な統制をする必要もない。よって、「アルバイト禁止」「免許取得禁止」などといった生徒の校外での活動の自由を奪う校則は撤廃されなければならない。
  • 中学校卒業後(15歳になってから最初の3月31日を終了した後)は働いても法的な問題はないし、16歳になれば原付の、18歳になれば四輪自動車の免許取得が法的に認められる。ブラックバイトなどの脅威から生徒を守る必要はあるのかもしれないが、それは労働基準監督署などの別の機関の仕事であり、学校の仕事ではない。「アルバイト禁止」「免許取得禁止」などの校則を制定する必要性は薄いと言わざるをえない。

学校は何でも屋ではないのだから、生徒の校外での行動について責任をもつ必要はない。全ては生徒本人の自己責任で良いはずだ。いちいち学校が介入していたら、先生も過労死してしまうだろう。

学校は、あくまでも生徒に勉強を教える場であり、それ以上でもそれ以下でもありません。問題行動をしている子どもがどこの学校に在籍しているのかを確認し、学校に苦情の電話を入れる人がいますが、学校は警察でも児童相談所でもありません。法的に問題とされる行為(犯罪など)をしていたというのであれば警察等に連絡すれば良いはずですし、警察に言うほどのことでもないというのならば、問題行動をしている本人に直接注意するという選択肢もあります(この選択肢を取りにくくなったから学校に連絡するしか無いんだ!!と言いたい方もいるかもしれませんが)。

いずれにせよ、学校外での生徒の行動については生徒の自己責任であり、学校の責任ではありません。最近の学校はいろいろと抱え込みすぎている気がしますが、今こそ本来の「生徒に勉強を教える」機能に特化し、その他の部分は外部に委託するべきでしょう。そうでなければ現場の先生が死んでしまいます。

そして、学校は校外での生徒の行動について責任を持つ必要はないわけですから、校外での生徒の行動を縛る校則(アルバイト禁止や免許取得禁止など)を撤廃するべきです。学校の敷地外までは学校の支配権は認められませんし、放課後や休日などの生徒の行動にも、やはり学校の支配権は認められません。校外での生徒の行動は生徒の責任であると同時に、生徒の自由なのです。すなわち、法的に許されていれば何をしようが(アルバイトしようが自動車教習所に通おうが)生徒の自由であり、そこに学校が横槍を入れることは許されないのではないかと考えます。

アルバイトも免許取得も、法的に許される年齢になれば問題ない。ブラックバイトなどの脅威から生徒を守る必要があるとしても、それらは学校の仕事ではない。よって、校外での生徒の行動を縛るような校則は撤廃されなければならない。

学校の校則では禁止の対象となることがままある「アルバイト」「運転免許取得」ですが、一定の時期になれば法的には解禁されます。アルバイト(=労働)は、15歳になってから最初の3月31日を終了した後は出来るようになりますし(だから中卒で働く人がいる)、運転免許にしても原付免許は16歳から、普通自動車免許は18歳から取得できるようになります。年齢要件を満たしている限り、生徒がアルバイトをすることも免許を取得することも、法的な問題はありません。

…学校側からは、「ブラックバイトや事故などの脅威から生徒を守らなければならない(だからアルバイトや免許取得を禁止する校則が必要)」という主張があるかもしれません。ブラックバイトに引っかからないようにするための心得(厚労省・労働基準監督署などが作成)が書かれたパンフレットを配ったり、免許を取得する際にきちんと自動車保険に加入することを呼びかけるくらいなら、学校でやっても良いかもしれません。生徒の自由を奪わなければ。

しかし、労働者をブラック企業から守るのは、労働基準監督署などの仕事であり、学校の仕事ではありません。自動車事故は起こさないに越したことはありませんが、いざ発生した時も、損害賠償等への備えは自動車保険にきちんと加入することなどで達成されます。また、極端なことを言えばどんな手段であれ道路を通行する限りは老若男女問わず交通事故の脅威にさらされるのですから、「生徒が事故を起こしたらどうしよう」という懸念は無意味であるとも言えます。

よって、生徒に本来認められている行動を縛り、生徒を学校に隷属させる原因となりかねない「アルバイト禁止」「免許取得禁止」などの不合理にして理不尽な校則は、撤廃されるべきであると考えます。生徒の学校外の行動については学校はノータッチで構わないはずですし、「生徒の自己責任」の一言で片付けてしまえばいいだけの話です。生徒の校外の行動まで学校の統制下に置く必要はありません。

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