カテゴリ:その他

子供はどのような環境の家庭に生まれてくるかを選べない。だからどのような環境の家庭に生まれても大丈夫なように、セーフティネットを構築する必要がある。

投稿日:2016年02月21日
最終更新日:

社会保障には財源の問題がつきまといますが、せめて高校卒業まで(できれば大学卒業まで)の年代の子供はきちんと守れるようなセーフティネットが必要だと思います。

どのような家庭環境の子供でも、まともな生活ができてまともな教育を受けられるようにすることが必要なのではないか?

  • 当たり前のことだが、子供は自分の意志でどの家庭に生まれてくるかを選ぶことはできない。大金持ちの家に生まれてくるかもしれないし、毎日の食事にも難儀するような家庭に生まれてくるかもしれない。
  • どのような環境の家庭に生まれても、まともな生活ができて、まともな教育を受けられるようにすることは、未来ある子供に等しく挑戦の機会を与えることである。それが機会平等の保障ということだと思う。
  • 全世代対応型のセーフティネットはもちろん必要だと思う。だが、子供に対するセーフティネットは、もっと充実してもいいと思うし、もっと充実させる必要があるのではないかと思う。
続きを読む

「やる気がないなら帰れ」という叱責のテンプレは、ただ相手を怒りたいだけかもしれない

投稿日:2016年02月19日
最終更新日:

日本において、相手(特に部下や後輩など)を叱責するときの古典的なセリフに、「やる気がないなら帰れ」があります。しかし、このセリフが要求するのは、「帰れ」→「嫌です」→「駄目だ帰れ」→(中略)→「次はないからな!!!」という面倒くさい茶番だったりします。めんどくさすぎて反吐が出ます。

「やる気がないなら帰れ」?ブラック企業を生み出すセリフにしか思えない。相手を萎縮させても改善はされない。効率が落ちる。

  • 「やる気がないなら帰れ」のセリフを放っても、相手は内心で「嗚呼またあの茶番かよ」としか思わない。やる気は失せ、「怒られないように何もしないでおこう」となってしまう。その結果、効率は落ちる。
  • 怒られる方からしてみれば、怒ってる人が何を思っているかなんて知ったこっちゃない。「やる気がないなら帰れ」と言われれば、条件反射で「あの茶番をやらせたいんだな」と認識する。怒ってる人が怒りたいから怒ってるんだなとしか思わない。まずかったことを改善して欲しければ、まずかった点と改善策を示す必要がある。「やる気がないなら帰れ」のセリフには、まずかった点も改善策も込められていない。悪意100%。
  • 昔はこのセリフでよかったのかもしれないが、時代が変われば適切な怒り方だって変わる。「やる気がないなら帰れ」のセリフは、現代では全く通用しないだろう。
続きを読む

集団としてみると悪印象。個人としてみれば好印象。集団と個人の評価を切り分けることはなかなか難しい…

投稿日:2016年02月19日
最終更新日:

ある人が所属する集団は印象が悪くても、その人個人としては好印象だったりすることがあります。人を見る時のジレンマです。集団と個人の評価を切り分けることが難しいと感じるのは私だけでしょうか…

個人としての評価と集団としての評価がごちゃまぜになると…すさまじいカオスになる

  • 例えば何かしらのいけ好かない団体と、その団体に所属している親しい友人がいたとする。いけ好かない団体の評価は最悪。だがそこに所属している友人を個人としてみれば好印象。ここでジレンマが発生してしまう…人の世は難しいものだ。
  • 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(あるものや人を憎むとそれに関連するもの全てが憎くなってくること)」の諺通り、いけ好かない団体が憎ければ、それに関連するものが全て憎くなってきてしまう。でも団体のことを抜きにして個人としてみれば、その人の印象は悪くなかったり。一体どうすればいいというのか。
  • この辺のことを考え過ぎるとどうしようもないから、どこかで考えるのを打ち切ることになる。が、問題は全く解決していない。
続きを読む

公共交通を維持するのもお金がかかる。原付免許取得可能年齢を15歳に引き下げ&3ない運動完全廃止(高校生の免許取得を完全解禁)で通学の足を確保するという選択肢もあるのではないか?

投稿日:2016年02月12日
最終更新日:

少子高齢化の進行が止まらない日本において、公共交通の維持というものはなかなか厄介なことになってきています。例えばJR北海道の石勝線新夕張‐夕張駅間の営業係数は1247円(100円の営業収入を得るために1247円必要。言うまでもなく赤字)となっています(資料PDF)。

通学の足に原付を使うという選択肢

  • 公共交通の維持も地方ではかなり苦しい状況にある。通学の足の確保のためといえども、財政的には、公共交通の維持だけのために際限なく資金を投下することは、もはや不可能であろう。
  • また、高校ともなると通学距離はどうしても長くなりやすい。公共交通の維持も難しいし、親の送迎にも限界はある。自転車で踏ん張るのも以下略。ならば原付免許を中学のうちに取得させ、高校はバイク通学するというのも選択肢の一つではないか?
  • 事故が怖いという人もいるかもしれないが、誰が運転したって事故は怖い。3ない運動でバイクを取り上げても、卒業後にバイクに乗ればやっぱり事故は起こりうる。ならば在学中に安全な使い方を教えるのが正しいだろう。
続きを読む

「伝統」や「慣習」は、思考を停止し、良くない状態をそのままにしてしまう危険な言葉かもしれない。

投稿日:2016年02月09日
最終更新日:

「伝統あるナントカカントカ」や、「古き良き慣習のナントカカントカ」などといった言葉を耳にすることはないでしょうか。確かに伝統には素晴らしい物もあります。しかし、「伝統」や「慣習」が、思考停止ワードと化し、目の前にある良くない状態(法律違反など)を解決せずに放置してしまう、危険な言葉になっていないかとも思うのです。

伝統や慣習も、きちんと法律を遵守し、無理なく持続できるものでなければならない

  • 伝統や慣習には、素晴らしい物もある。しかし、だからといって法律に違反していいわけではないだろう。伝統も慣習も、きちんと法律を遵守する形に変化する(あるいは淘汰される)必要はある。
  • そして、伝統や慣習を持続させるなら、できれば無理なく持続できるものであって欲しいと思う。無理して続けるものだと、必ずどこかで無理したツケが回ってくる。命あっての物種。休みは人間にとって必要不可欠な時間。
  • 伝統や慣習も、時代に適応せずに硬直化するといずれ淘汰されることになる。淘汰されないためには、時代に適応し、変化し続ける必要があるのではないだろうか。
続きを読む

インターネット環境はもはや生活に欠かせないライフラインと化している。インターネットが電気や水道と同じ扱いになる日はすぐ目の前だと思う。

投稿日:2016年02月07日
最終更新日:

政府からの「(ライトユーザーの)スマホ利用料金を値下げせよ」という声を受け、もはやカルテルでもしてるんじゃないかとも思える大手3社は、新しい料金プランを打ち出しましたが…3キャリアから出揃った“ライトユーザー向けプラン”を整理する – ケータイ Watch

インターネット環境は現代を生きる上での活動基盤となっている。インターネット利用料金は、政府が決める公共料金ではないが、競争ある公共料金的な性格はあるかもしれない。

  • 大手3社が示した新プランは、「月間データ通信量1GBで月額4,900円」とか「データ通信量5GBを家族でシェアして家庭全体の料金は低減」とか。…えーと、そんな料金プランは誰が使うのでしょうか。私ワケがワカランでございます。
  • インターネットは生活に欠かせないライフラインとなってきている。今やインターネットはテレビや新聞を代替可能な情報の入手源。買い物もネット通販。銀行もリアル店舗なし(コンビニのATMで入出金+インターネット経由で振り込みや各種申請を行う)のところが出てきた。塾の講義の動画配信に、あるいは学校教育でも、インターネットが必要になってきている。就職活動だってインターネットで情報収集を行う。インターネットは生活に必要不可欠なライフラインとなった。
  • インターネットは電気や水道のような、生活に必要不可欠なライフラインである。居住地域による情報格差は是正しなければならない。大手3社の新しいスマホ料金プランには思うところもあるが、やはりインターネットは日本全国で不自由なく使えるべきだと思う。利用料金も、きちんと国民みんながインターネットにアクセスできるよう、それなりの配慮を持って設定する必要が出てくるだろう(競争は阻害しないように)。
続きを読む