再生エンジンを選択でき、柔軟にライブラリを管理できるオーディオプレイヤーソフト「Linear Audio Player」
投稿日:2017年09月21日
最終更新日:
もくじ
- 「Linear Audio Player」の概要
- インストール手順
- 使い方
「Linear Audio Player」の概要
「Linear Audio Player」は、2つの再生エンジンを選択できるMP3/OGG/WMAオーディオプレイヤーです。再生エンジンは「FMOD Sound System」と「BASS Audio Library」から選択可能なので、好みに応じて使用するエンジンを決めましょう。また、ライブラリ管理にはSQLiteを使用しており、柔軟かつ高速なライブラリ管理が可能です。
ちなみに、Linear Audio Playerはアーカイブ再生機能を搭載しており、Zipファイル等の中に入っているオーディオファイルの再生も可能です。なお、Linear Audio Playerの動作には.NET Framework 3.5が必要になります。
インストール手順
まずはVectorのダウンロードページからファイルをダウンロードしましょう。ダウンロード完了後、適当なフォルダにファイルを解凍しましょう。
「LinearAudioPlayer.exe」をダブルクリックすればOKです。
初回起動時はこんな画面が表示されますが、何のことかわからない場合は「いいえ」を押せば大丈夫です。
使い方
音楽ファイルの登録
まずは再生したい音楽ファイルをライブラリに登録しましょう。ライブラリ登録先のデータベースを選択した状態で(データベースの作成・変更方法は後述)、任意の音楽ファイルor音楽ファイルが入っているフォルダをドラッグ・アンド・ドロップで放り込めばOKです。
なお、音楽ファイルがあるアーカイブファイル(Zipなど)を放り込めば、アーカイブファイル中の音楽ファイルがライブラリに登録されます。Linear Audio PlayerはZIP、RAR、LZH、7Zのライブラリファイルに対応しています。
ライブラリリスト(データベース)の追加・変更
ライブラリリスト(データベース)の追加を行う場合は、画面左上にあるデータベースのイメージイラストをクリックし、「データベース新規作成」を選択しましょう。
任意の名前を決定してください。
無事に新しいライブラリリスト(データベース)が追加されました。
再生時の操作
基本的には、再生したい曲があるライブラリを出して任意の曲を選択し、右上にある再生ボタンを押せば再生されます。音量調節やシークは画面下方にある2つのバーで行うことができます。また、再生モードは解説画像で「Normal」と表示されているところをクリックすると
- Normal(リストを1週したらストップ)
- Oneoff(その曲を1回再生したらストップ)
- Repeat(現在再生中の曲を変更があるまで無限回再生)
- Endless(ライブラリリスト中の曲を順番にエンドレス再生)
- Random(ライブラリリスト中の曲を無作為選出して再生)
割り込みとスキップ
現在再生中の曲に割り込んで再生したい曲がある場合は、任意の曲を右クリックし、
- いますぐ再生する(現在再生中の曲は中断)
- 次に再生する(現在再生中の曲は最後まで再生)
プレイリスト中の曲を一時的にスキップしたい場合は、プレイリスト中の任意の曲が表示されている行の一番左をクリックすればOKです。もう一度クリックすればスキップは解除されます。
シャッフルとメドレー
再生リストそのものをシャッフルしたい場合は、画面上の「Shuffle」ボタンをクリックしましょう。もう一度クリックすればオフになります。
画面上の「Medley」ボタンをクリックすれば、メドレー再生モードになります。「Medley」ボタンを右クリックして曲の再生スタート位置と再生時間を決定すれば、短時間で曲が切り替えられていきます。
設定
上画像の赤枠で囲ってあるゾーンを右クリックすれば、設定画面の呼び出し(「設定」を選択)や、Linear Audio Playerの終了(「Exit」を選択)などを行うことができます。再生エンジンの切り替えや曲が切り替わるときの挙動などは、設定画面から変更してください、