Windows10無償アップグレードはするべきか?という疑問に適当に答える
投稿日:2015年07月25日
最終更新日:
結論から言うと、「急いでアップグレードする必要はない」
- Windows10のライセンス形態がまだ不透明。
- OSの大アップデートなので、ドライバーや各種ソフトの対応を見てからアップグレードしたほうが良い。
- とにかく「わからないところが多い」
- 謎が多いので特攻する度胸と余裕が無いならしばらく様子見を推奨。
必要スペックは?
- CPU:1GHz以上
- メモリ:32bitなら1GB以上、64bitなら2GB以上
- HDD:32bitなら16GB以上、64bitなら20GB以上の空き容量
- グラフィック:DirectX 9以上
確認方法
Winキー+Rキーでファイル名を指定して実行を呼び出し、「dxdiag」と打ち込んで実行します。
こんな感じの画面が出ます。
- オペレーティングシステム…32bitか64bitかは確かめる。
- プロセッサ(CPU)…(1.0以上の数字)GHzと表示されていればとりあえずOK。
- メモリ…1GB(1024MB) or 2GB(2048MB) 以上ならとりあえずOK。
- DirectXバージョン…9以上ならOK。
ストレージの空きは、コンピューターにアクセスして確かめましょう。Cドライブの空きが16GB(20GB)以上あればOKです。
今のPCでWindows7/8.1がそれなりに快適に使えてる人
この場合は、多分そのままアップグレードしても大丈夫だと思われます。一応システム情報は見てからアップグレードするかどうかを考えましょう。注意点
- Windows10インストール時に、Windows Media Centerは削除される。DVD視聴には再生ソフトが必要。
- Windows Live EssentialsのOne Driveは削除される。
- Windows 7 デスクトップ ガジェットやプリインストールのゲームも削除。
- Windows 10 Home(Windows7 Home Premium以下のエディション/Windows8.1 無印 からアップデートされる)の場合はWindows Updateのタイミング調整が不可能になる。(Windows7 Professional以上のエディション/Windows8.1 Pro以上のエディションの場合はWindows10 Proにアップグレードされ、こちらはWindows Updateの調整が可能な模様。)
…などなどあるので、移行時は注意しましょう。
今のPCがWindows Vistaな人
この場合は(PCをそのまま使い続けるなら)スペック要件に注意が必要です。PCスペックと対応情報はしっかり確認しましょう。PC買い替えも視野に入れて、Windows10をどうするかを考える必要があります。どの道2017年4月にはVistaのセキュリティアップデートが停止するので、PCスペックが十分にある(CPUがデュアルコア以上で64bit対応、メモリ4GB以上搭載)ならWindows10に突っ込むのは(無償アップグレードの対象外ではありますが)ありな選択です。様子見するのも当然ありです(が、そろそろ次のOSに乗り換える準備を始めたほうがよろしいかと思います)。
今のPCがWindows XPな人
そうそういるとも思えませんが、現在もWindows XPを利用している場合は、スペック以前にセキュリティ的に非常にまずいので、Windows10に関係なく、速攻で環境を移行しましょう。XP時代のPCをWindows10でも使おうとするのはかなり無謀であると思われます。素直にPCを買い替えましょう。
なんだかんだ言ったけど
Windows7/8.1な方は、無償アップグレードを今すぐしなくてもセキュリティ的な問題は発生しませんし、1年の無償移行期間があるようなものなので、2,3ヶ月位様子見しても大丈夫です。どんな感じなのかをしっかり見届けてからでもアップグレードは遅くはありません。
WindowsVistaな方は、無償アップグレードの対象外ですが、セキュリティ的にはまだ1年半くらいの猶予があるので、様子を見てからPC環境をどうするか、しっかり考えていこうしましょう。
未だにWindowsXPを利用している命知らずな方は、(アンチウイルスソフトが対応を継続していても)セキュリティ的に丸腰であることを自覚して、速攻で移行計画を立てましょう。PCは(おそらく)買い替え一択です。