SSH接続でMonacoind/Bitcoindを操作する その2
投稿日:2015年09月15日
最終更新日:
目次
- 基礎講座(共通)(その1へ)
- 残高の確認(その1へ)
- 各種情報の確認/起動/終了(その1へ)
- アドレス/アカウントの確認/作成(その1へ)
- 送金
- セキュリティ関連
送金
Monacoind/Bitcoindで無事にコインを受け取ったら、今度は送金する必要が出てきます。コマンドは
- 外部への送金は「sendfrom」
- Coind内部のアカウント間のコインの移動は「move」
セキュリティ関連
Monacoind/Bitcoindは、ユーザーのコインを扱っているので、セキュリティも重要です。その辺りも解説します。- 入出金・アカウント間のコイン移動の履歴の取得は「listtransactions」
- Walletパスフレーズの(初回)設定は「encryptwallet」
- Walletパスフレーズの変更は「walletpassphrasechange」
- Walletのロック解除は「walletpassphrase」
- Walletのロックは「walletlock」
- Wallet.datのバックアップは「backupwallet」
[VIM] #入出金・コイン移動の履歴取得 monacoin-cli listtransactions [アカウント名] [取得件数] #パラメータ指定がなければ全アカウントの全履歴を取得 #例 monacoin-cli listtransactions hoge 20 #hogeアカウントの取引履歴を20件取得 #パスフレーズの初回設定 monacoin-cli encryptwallet <パスフレーズ> #ここで設定したパスフレーズが送金時のロック解除に必要になります #例 monacoin-cli encryptwallet hogehoge #パスフレーズにhogehogeを設定 #パスフレーズの変更 monacoin-cli walletpassphrasechange <現在のパスフレーズ> <新しいパスフレーズ> #パスフレーズの更新 #例 monacoin-cli walletpassphrasechange hogehoge piyopiyo #パスフレーズをhogehogeからpiyopiyoに変更 [/VIM] Walletには必ずパスフレーズを設定しましょう。コインを盗まれる可能性を減らすためにも必要な設定です。
また、「walletpassphrase」コマンドでロック解除することにより、Coindの中のコインを外部へ送金できるようになります。先述したロック解除は、このコマンドを打って外部への送金を解禁する作業です。
[VIM]
#ロック解除
monacoin-cli walletpassphrase
最後に、Wallet.datのバックアップを取るコマンドを解説します。 [VIM] #Wallet.datのバックアップ monacoin-cli backupwallet <バックアップの保存場所> #指定した場所にバックアップを取る #例 monacoin-cli backupwallet /home/hoge/backup/monacoinbackup.dat #/home/hoge/backup/にmonacoinbackup.datという名前でバックアップする [/VIM]